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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-08-06-Thursday 原爆の日

今日は広島に原爆が落とされた日だ!

今から64年前(1945年)の8月6日にアメリカは第二次世界大戦ですでに敗色濃い日本に原爆を投下した。

1999年に屋台の研究で広島市を訪れた時に、原爆記念館を見学した。展示されていたものを見て、それまで想像していたよりも数十倍も激しい惨劇を目にして涙が止まらなかった。側に居たアメリカ人の若者カップルの見学者も涙を流していたから、日本人だけが原爆の悲劇を理解するわけではないだろう。

民間人を攻撃するのは、明らかに国際法違反の行為だ。人権を声高に叫んで他国を非難するアメリカがそれを判らないはずがない。

東京空襲やその他の町の空襲も同様の行為である。彼等はベトナムでもそれをやった。

アメリカは広島に飽き足らず3日後に長崎にも原爆を落とした。広島に落とした原爆とは異なる種類の原爆をだ。

これは明らかに人種差別で、アメリカは日本人をイエローモンキーと考えて原爆の性能を人体実験したのではないのか?

一方、当時の日本政府はこんな状態になるまで、本当に玉砕を考えていたのだろうか?

この時点になってもまだ神風が吹くとでも思っていたのだろうか?

頭が変に凝り固まった人間。思い込みが激しい人間。能力が無いのにやる気だけが異常にある人間。全体を顧みず自らが所属する組織の存続だけを謀る人間。こんな人間ばかりが当時の軍隊にいたのだろうか?それを政治が抑えられなかったことは、今日の官僚の暴走に歯止めをかけられない政治と似てはいないだろうか?

原爆が抑止力になるから日本も持てと主張する人間も大勢いるが、世界中の国が原爆を持って、誰かバカな奴が核のボタンを押してしまったら世界はどうなってしまうのか?

現在でも地球を何回も破壊するだけの量の核爆弾が存在するという。なぜ人間は争わなければならないのか?

アメリカの核の傘に入っているくせに何を言っているんだと言われそうだが、たとえ現実的ではないと言われようと、核爆弾は廃絶しなければ人類に未来はない。理想は頭に描かなければ現実化は永遠に出来ないのだから!