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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-09-01-Tuesday ユキンコアキラ

大道芸人のユキンコアキラ君が帯広にやって来た!

去年の平原まつりの時の「北の大地de大道芸フェスティバル」に参加してくれたリズムペイント大道芸のユキンコアキラ君が、今年は1人で車を運転して全国を廻って歩いている途中に帯広に寄ってくれたのだ。

今年も平原まつりの時の大道芸フェスティバルに参加してもらいたかったのだが、全国を廻るスケジュールと合わなくて、29日に単独で帯広入りすることになったのだ。

嬉しい事に、事前に連絡をくれていたので、30日(日)の平原通りで行う歩行者天国のイベントに組み込んでもらうことが出来たし、31日からは藤丸デパート前の広場を使わせてもらう承諾を得ておくことが出来た。

帯広の警察というより、北海道警察は、道路上でのパフォーマンスには厳しく対処するので有名だそうな。屋台同様に、道路法や道路交通法や公園法でパフォーマンスは厳しく制限されているのである。

東京都の石原都知事が「ヘブン・アーティスト制度」というのを10年ほど前に作った。これは、事前に東京都がパフォーマーをオーディション(審査)して、一定のレベル以上の腕前のあるパフォーマーには免状を与えて、東京都の上野公園など数十箇所の指定された場所なら、事前の電話だけでパフォーマンスすることを可能にした画期的な制度なのである。

この制度によって、東京の道は楽しくなった。いわゆる「通行するためだけの道路」から生活の場に近づいたのである。

もっと他の地域も、大道芸人などに道路を開放した方が、街が賑やかになって良いと思うのだが・・・。どうも北海道はまだまだ、頭が固そうである。しかし、お役人さんも実際に大道芸をみることによって認識が変わっていくだろうと思う。この辺はもう少し気長に待ってみる必要がありそうである。

ユキンコアキラ君には、熱狂的なファンがついていて、帯広でも去年の彼のパフォーマンスを見てすっかり彼の魅力にハマッテしまった人が大勢居るのだ。

彼のパフォーマンスは、リズムペイントといって、音楽に乗って踊りながら絵を描いていくものだが、「笑っていいとも」などのテレビ番組でも何度か紹介されている。

彼は大道芸人というよりも、アーティストという感じがする。もちろんのこと絵の技術はしっかりしているし、何よりも描かれた作品には熱い魂の躍動が感じられるのだ。現在はこうして色々な場所を巡っては、感性を磨いているのだろう。だから将来は画家として大成すると期待している。

今回の十勝入りは、去年来た時には十勝をゆっくり見ることが出来なかったから、色々な場所を見てスケッチしたり、心を安らげたりしていくのだという。十勝の後は、釧路→知床→稚内→函館と全道を廻って歩くそうだから、どこかで見かけたら声を掛けてあげて欲しい。