«前の日記(■2009-09-01-Tuesday) 最新 次の日記(■2009-09-03-Thursday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-09-02-Wednesday 馬鹿○○!

ご当地グルメの提案!

9年前に北の屋台を企画している時に、帯広名物「豚丼」に替る新名物の開発を提案した。

馬肉と鹿肉を使った、名付けて「馬鹿丼(うまかどん)」である。

まず、馬肉であるが、当時は北海道4箇所の場所で開催されていた「ばんえい競馬」は、当時から赤字経営が言われていた。ばんえい競馬が無くなってしまうと、食肉用の馬肉を生産している農家にも多大な影響が出るので馬肉の安定的販売を行って馬肉文化を維持したいとの気持ちがあった。

次に、鹿肉であるが、農家の農産物を食べてしまうので害獣として駆除されているが、鹿肉は臭いことや鉄砲の弾の処理なんどの問題で相当数が食べられずに廃棄されているとのことを聞いた。鹿肉はフランス料理では高級食材なのにもったいないなぁとの気持ちがあったのだ。

この2つの肉が、北海道ではイメージがあまり良くなくて、食べられていないから、何かインパクトのある方法で売り出せないかと考えたのである。

いろいろと考えてみたら、馬と鹿とでバカである。これは使えると閃いたのだ!

馬肉は「さくら」、鹿肉は「もみじ」と言われるが、これを一息に「さくらもみじ」と声に出してみると語呂や語感が良くなる。

すぐに、北の屋台の店主たちに、馬肉と鹿肉をミンチにしたハンバーグ状のモノを試作して、北の屋台の名物にしようよ!と提案したのだが、誰も乗ってこなかった。以来、色々な会議等で、この「馬鹿丼(うまかどん)」の提案をしてきたのだが、誰一人乗って来なかったのである。

今年の夏に、青年会議所の北海道協議会から電話があって、北海道の地産地消の食品のアイデアが欲しいというので、会議に出席して、また「馬鹿丼」の提案をしたところ、ようやく9年ぶりに乗り気になってくれて、昨日の1日に試食会を開くところまでいったのである。

馬肉だけでも、鹿肉だけでもインパクトが少ないが、2つ合わせれば字面では、強烈なインパクトのある「馬鹿」という字になるから面白いと思うのだ。「のぼり」を作っても目に付きやすいと思う。

昨日の会議でも色々なアイデアが出た。

キャッチフレーズは「馬鹿○○は、△△だ!シカもウマい!」と駄洒落でいこう。例えば「馬鹿○○は、さくらもみじだ!シカもウマい!」とか「馬鹿○○は、ヘルシーでシカもウマい!」とか使えるではないか。ミンチにするから料理法も、丼で「馬鹿丼」・ハンバーグで「馬鹿バーグ」・コロッケで「馬鹿ロッケ」・春巻きで「馬鹿巻き」・饅頭で「馬鹿まん」、その他にソーセージ・餃子・メンチカツなどバリエーションも豊富なのだ。

食材は北海道産に限ろう。たまねぎ・ジャガイモ・長いも・にんじん・百合根・山わさび・小麦・米・チーズなど何でも使えそうだ。

漫画のマキバオーみたいなものに、奈良のセント君のような鹿の角を付けたゆるキャラを造ろう。

ミンチだけではなくて、薄く切った肉を交互に重ねて、馬鹿カツミルフィーユにしよう。カレーをかけて馬鹿カツカレー、etc.

お土産用にも使えるかもしれない。ドンドンアイデアが飛び出してくる。久し振りに高揚感を覚えている。

ビート(砂糖大根)で甘みを付けて「甜菜!馬鹿丼!!(てんさい、ばかどん)」な〜んてね。チョット悪乗りし過ぎかな〜?