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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-09-25-Friday 新聞から

今朝の新聞から思い付いたことを書く。

まずは国土交通省の問題だ。前原大臣は八ッ場ダムに関しては、マニュフェスト通りに、あくまでも廃止ありきの姿勢を崩さない。これは評価できる。地元の住民には気の毒だが、これまでの意思決定が遅過ぎるから振り回された様に見えるのではないだろうか?時代と共に事業の有効性は変化するのだから、何十年も掛かって意思決定をしているのでは完成した時には無用の長物になってしまいかねない。これを契機に迅速な作業が望まれることになろう。かといって拙速は無論ダメであることはい言うまでもないが。

JALの問題では逆に煮え切らない態度が見える。これまで不要な地方空港を作り続けてきて、不採算路線を無理に開設させた自民党のせいでもあるが、これまでの親方日の丸でやってきた従業員の危機感の無さなど問題も大きい。企業年金の問題をニュースでやっていたが、会社が潰れたら年金もクソもないだろうに、かつての従業員は自分のことしか考えていないかの様にも見える。このままJALに公的資金を投入したら、ほとんどが従業員の年金に消えて、再建策に回る金が無いとの報道だが、それが本当だとしたら、JALはやはり一旦潰すしかないだろうなぁ。そうなるとマイレージはどうなるのだろう。早目に交換しておくとするか。

民主党の支持母体である労組との関係が問題になるから、踏み切れないのだとすると、民主党にも幻滅してしまう。ここはマエハラ頑張れ!頑張れマエハラ!(あれッ前畑だったかな?)

厚生労働省関係では、長妻大臣の指令によって、社会福祉法人の「全精社協」の幹部が逮捕された

補助金の流用問題の様だ。どうやら政治家や厚労省の役人にも裏金が流れていたらしい。自民党の長い政権の中での腐敗はこの際徹底的に暴いてもらいたいものだ。

国連では、鳩山総理が華々しい活躍をしているようだ。しかし、昨日の国連関係のニュースを見ると、国連って本当に機能しているのだろうか?と疑問に思えてくる。鳩山総理はCO2排出量25%削減とか言っているが、理想と現実は違う。環境問題を勉強してきて思うのは、理想論が先走ってしまい、他の現実主義の国が後に続かないことだ。

目標を掲げるだけなら誰でも出来る。まずは京都会議で日本が提示した目標を2012年までに達成できなければ、この25%削減などどこの国も相手にしてくれないだろう。

それに環境問題は自分の国だけ一国が目標を達成しても周りの国がやらなければ全く意味がない。環境問題はボーダーレスだからだ。果たしてこの25%削減目標がアメリカや中国や途上国の支持を得られるのだろうか?鳩山首相が環境問題のドンキホーテにならなければ良いのだが。

ホンダが発表した1人乗りの電動一輪車「U3−X」は面白そうな乗り物だ。まだ販売するつもりはないというが、先が楽しみだ。ホンダは自動車以外にロボットなどを開発しているが、その研究成果が現れた結果だそうだ。やはり、一見すると無駄(無関係)なようでも基礎研究は大切なのだということを教えてくれる。日本の企業はリストラばかりでなくこういう研究に力を入れてもらいたい。