我が母校、駒澤大学が4連覇を賭けての大会であるし、今年の正月の箱根駅伝では、まさかのシード落ちをして、2週間前の選抜で1位になっての大会なので力が入ってテレビを見ていた。
第一走者が9位と遅れたが、第二走者の4年生宇賀地が8人抜きの快走で1位になった。第三走者も無難な走りを見せていたので、安心してトイレに入り、その後犬の散歩に行って、再びテレビをつけたら、丁度第五走者へのタスキ渡しの場面であった。画面から駒大の文字が消えているから、アッレ〜途中棄権でもしたのかしらと思って見ているとなんと13番目に入ってきたではないか。第四走者の星が脱水症状で大ブレーキになったというのだ。ガックリきて、昼食を食べに出た。
その後は見ていないが、第六走者の高林が区間賞を取って盛り返したが結局7位で来年のシード権を失ってしまった。
これだから団体競技は難しい。メンバー全員が万全の体制で望むことは至難の技なのだろう。一人のミスを他のメンバーの力でカバーすることが出来れば素晴らしいことなのだが、戦力が拮抗した戦いでは、一人のミスが命取りになる。
2週間前に選抜で走っていることも体力的には辛いことだろう。主催者側も、もう少し日程面での配慮をしなければ、いたずらに選手を酷使することにも繋がる。途中の給水なども考えなければならないと思う。
駅伝は見ていて面白い競技だが、個人競技のマラソンと違って、メンバーの責任の度合いが大き過ぎるようにも思う。ミスした選手の心理状態が心配だ。
根性だけでスポーツをやる時代ではないように思うのだが・・・。