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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-11-13-Friday 神戸2

甲南大学での講演を終えた翌日。

マジック書籍の収集家で今年3月初旬に私のコレクションを帯広までわざわざ見に来てくれたYさんが神戸在住なので、Yさんのコレクションがどれくらいなのか見てみたいと連絡を入れておいたのである。

Yさんは13日の15時までは仕事を抜けられないというので、それまでの間、市内観光をすることにした。

大震災の後の神戸は11年前にJC卒業の年の全国大会が徳島だったので帰りに半日だけ寄っただけである。

どれだけ復興したのか見てみようと思ったのだが、大震災前もハーバーランドとポートアイランドを視察しただけで市内はほとんど見ていないから比較の仕様がないのだと気が付いた。

結局初めて見る様なものである。

ホテルのフロントで聞いたら、ループバスという便利な観光バスが走っていて、一日券は650円(一回の乗車賃250円)で何回でも乗り放題だというのである。11〜20分間隔で17箇所の停留所をグルグル回っているから好きな場所で降りて散策し、見終わったら別のバスに乗ってまた別な場所に行けば良いのである。

ホテルの前の13番停留所から一番最初の9:32のバスに乗ってまずはグルッと一周(所要時間63分間)してみることにした。これで全部の停留所の場所を確認し、神戸の街の大きさを感覚で覚えようとしたのである。大体の位置は掴んで昔行ったことのあるハーバーランドで降りて散策した。以前に来た時は商店街組合の視察旅行できたのである。モザイクで食事したことを思い出した。でも雰囲気があの時と随分変わったなぁと感じた。私は方向感覚に絶対的な自信を持っているのだが、その方向感覚が狂ってしまう場所がいくつか存在する。日本では広島市であったりこの神戸である。ラスベガスのカジノの中も同様に方向感覚が狂ってしまうので、私は自分勝手に「電磁波」のせいではないかと疑っているのだ。前回、神戸に来た時には、ものすごく変な頭痛がして一緒に来た友人に「ここには邪悪な重たい空気が淀んでいる」と言って笑われたことがあったが、そのすぐ後にあの地震が起きたのだからまんざら外れていた訳でもないだろう。地震が起きる直前には地中がゆがんで電磁波が発生するそうだから・・・。

神戸は商店街がやたら長くて沢山ある。三宮センター街と元町商店街を歩いたら結構人が大勢歩いているし、シャッターが降りている店は無かったから頑張っている部類なのだろう。

南京町で昼食を取ったが修学旅行生で一杯で落ち着かなかったし、ここのラーメンはソーメンみたいで私には合わなかった。大丸デパートに入ってみて面白いことに気が付いた。エスカレータの立ち止まる人が立つ位置が右側なのである。東京は左側に立って、右側を急ぐ人用に開けて立つから逆なのだ。仙台もそうだったが、地域によって違うのは何故なんだろう?

14時半頃に大丸前でYさんと合流し、Yさんの車で、兵庫大仏(日本三大大仏)や大震災で大被害を受けた長田地域を見てきた。長田は綺麗になっていたし、鉄人28号の実物大の像があってけっこう賑わっていた。帰りに灘地区に行って酒の工場を10分間だけ見て、いよいよYさんの自宅にお邪魔した。