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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-12-06-Sunday ゆず

栃木県からゆずが送られてきた。

私と同じ観光カリスマとして活躍している栃木県茂木町の「ゆずの里かおり村」の石河さんから「ゆず」がダンボール一箱も届けられたのだ。

北海道ではゆずが採れないから料理の仕方が分らない。中にレシピが入っていたので、妻がジャム造りに挑戦してなんとか美味しく造る事ができた。ゆずはまだまだ大量に残っている。気を良くした妻は「そういえば娘が高校時代に入っていた寮の管理人(寮監)さんが、ゆずと砂糖を粉末状にして保存しておき、お湯で割ってゆず湯を作っていたから、それを作ってみる」と言い出した。早速、娘が入っていた寮の寮監さんにメールを打ってレシピを教えてもらい今朝から台所で何やら一生懸命に作っている。ゆずの香りは本当に良い匂いがする。

摺り鉦で摺り下ろしたゆずの皮をフライパンで煎って、砂糖を入れて甘みを付けて、粉状になるまで水分を飛ばすのだと言ってヘラを動かし続けている。チョット覗いてみたらドロドロになっているから「そんな状態で煎り続けても粉末にはならないんじゃないのか?」と言ったら「そんなことはない!このまま煎り続ければ水分が飛んで粉状になる!」と言ってやり続けているのだ。

私が「ちゃんと教えてもらったレシピ通りにやったのかい?」と尋ねてレシピの書かれたメールを見たら順番が逆になっている。レシピにはまず砂糖をフライパンで弱火で煎ってから、摺ったゆずを入れていくと書いてあるので、それを指摘したら「いいのよ!どっちでも同じことなんだから!」と言ってきかないのである。こういう時は自分でも失敗したなぁ〜と心の中では思っているのに違いないが、それを指摘されると意地になるのが妻なのだ。

そのまま構わずフライパンで煎り続けたら、飴状にドロドロになってしまった。妻はそのドロドロの飴状の中に味見をすると言って左手の人差指を入れたから大変だ、指にベッタリと飴がこびり付いて火傷をしてしまい水ぶくれを作ったのだ。

指は火傷するし、フライパンには飴状のものがこびり付くし、しゃもじは使い物にならなくするしで散々である。それでも自分でやったことだから怒りをぶつける先がない。何かに当たろうとしている様子だが、こんな時には触らぬ神に祟り無しで近くには寄らないことだ。長年の夫婦生活で身に着けた対処方法なのである。