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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-12-09-Wednesday 老舗表彰

創業100年超の企業表彰を受けた。

8日18時から市内の北海道ホテルで帯広商工会議所の忘年会が開催され、セレモニーの冒頭に「創業100年以上の中小会員企業」の表彰式が行われ、我が社も表彰を受けた。

今回表彰されたのは、森石材(119年)・キリヤ和楽器店(111年)・ヤマト木巧(105年)・大和家具店(105年)・坂本商事(104年)・久富時計店(104年)・オフィス近藤(102年)・ワインハウス堀田(101年)の8社である。

先日のこのブログにも書いたが、当初の新聞発表時には我が社の名前がスッポリと抜け落ちていた。

会場で表彰された会社の社長さんたちと話をしたら、この創業年は帯広市での創業年ではないと言う。本州で創業していて、途中から帯広に移って来て営業を始めたと言うのである。それが、昭和元年であったりもする。また十勝の他の町村で営業していて、後に帯広に入って来たという会社もある。また、元の会社は倒産して、社名も経営者も無関係の人間がやっている会社もある。

それなら、我が社の創業年は十勝の池田利別で創業した明治37年(1904)になる。私は、帯広商工会議所が表彰するのだから、帯広で創業してから100年超の企業を表彰すると思っていたのに・・・。帯広商工会議所は一体どんな基準で選んだのだろうか?帯広での創業100年超の企業で純粋に継続している会社は半分になってしまう。何だかスッキリしない選考過程であるし、選考結果でもある。まぁ、表彰してくれるというのだから、細かい事は言わずにおいたが・・・。

表彰式は帯広商工会議所の議員忘年会であるから、来賓に支庁長や市長や市議会議長、メディアの支社長さんたちも多数列席していた。

前日の十勝毎日新聞に「馬鹿もん」のことが載ったので、私の席にお酒を注ぎに来てくれる人たちは皆、その話題になった。皆さん食べてみたいと言ってくれるので14日の4回目の試食会に来て下さいと誘っておいた。

この種の初めて食べる食べ物のイベントは、ファースト・コンタクトが重要なのだ。この最初の試食で「不味い」と感じたら、もうアウトなのである。来年4月1日の正式スタートまでに、情報発信能力の有る人に食べてもらうには、美味しいものを食べてもらわなくてならないのだ。特に気をつけたいのは、鹿肉である。猟師が捕って血抜きが上手く出来ていない臭い肉を食べさせてしまったら、やっぱり鹿肉は臭いというイメージが定着してしまうからだ。

センナリのシェフ東くんなら、腕が確かだから、味の面でも信頼ができる。14日の試食会にはかなり大勢の人達が来るから楽しみである。

柏葉高校の書道教師の八重柏冬雷先生に書いて頂いた4枚の「馬鹿もん」の文字もどれもが素晴らしくて選ぶのに苦労している。

色々な協力者が次から次へと現れる事業は必ず上手くいくと確信している。