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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-12-10-Thursday 神田神保町

千葉市での講演に呼ばれた。

講演は11日の13:00からであるが、飛行機の時間の関係で前泊をしなければ間に合わない。帯広という遠隔地に暮らしているハンディである。

その旨を事務局の方に伝えたら18:00から打ち合わせを兼ねて夕食会を設定してくれるという。どうせ夕方に千葉に行くなら早目の飛行機で行って久し振りに東京で古本屋街を回りたいなぁと考えたのである。

講演が終わった翌日の12日には、有楽町で姉と次女に会う約束であるから、彼女等に渡すお土産のお菓子を(彼女等に頼まれた大量の重たいお菓子)わざわざ千葉まで持って行ってまた、持ち帰るのも重たいだけだから、コインロッカーに預けてから、山手線〜総武線を乗り継いでお茶ノ水まで行った。学生時代は水道橋で降りて、御茶ノ水までほとんどの古本屋を歩き回って帰ったものっだった。

今回は全てを回る時間が無いから、御茶ノ水の近くの古本屋だけを回ったのである。

マジック関係の本をかなりの数取り扱っている羊頭書房という店の場所がなかなか思い出せない。結局、靖国通り沿いの矢口書店(演劇関係中心)や、高山書店(古典芸能中心)の書店に行ったが収穫はゼロであった。学生時代に好きだったキッチン南海の懐かしのハンバーグを食べて、別な道を通って戻る時に羊頭書房を見つけた。入ってみたら確かにマジック関係の本は揃ってはいるが全て所有しているものばかりである。店番の人にマジック関係書籍の出物が有ったら連絡をもらえないかと訊ねたら、「個別にはやっていません。インターネットに情報を出していますからそちらを見て注文してください」と言う。

ここでもインターネットが幅を利かせている。もはや、昔の古本屋というよりはインターネット古書店といった感じである。

がっかりして、御茶ノ水駅に戻り、東京駅まで中央線の快速に乗った。

これが、東京に暮らしていない不便さよ!

中央線は東京駅では地上3階くらいの高さの所に到着するのだ。そこから千葉の総武線の快速電車は地下3階くらいの場所まで降りて行かなければならないのだ。現在の東京駅は縦方向にものすごいことになっている。まるで蟻の巣の様である。

ものすごい急角度の長いエスカレーターに乗って地下に降りていくのでだ。駅の構内にいる人間はさしずめ働き蟻のごとくである。

快速電車は40分で千葉に着いた。

この時間なら通勤も十分に可能だろう。

千葉県には館山や市原に講演に訪れているが、いずれも海ホタルのあるアクアラインを使って来ているので千葉市に来るのは全くの初めてなのである。

初めて千葉市に降りたが、こんなに沢山の人がいる街だとは思わなかった。人口が92万人で政令指定都市なのだという。

吊り下げ方式のモノレールまである。何だか東京のベッドタウンのように感じた。(以下明日)