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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-12-12-Saturday 千葉2

千葉市で講演した。

講演が13:00からなので、午前中は例によって街中を歩き回ってから会場入りした。今回は千葉のNPOの招きで千葉市の「きぼーる」という会場で講演したのである。

この「きぼーる」という会場は実にヘンテコリンな会場なのである。正面には巨大なアトリュームがあって、その天井にはこれまた巨大な球体がある。プラネタリュームなのだそうだ。

私が講演する場所にはオレンジ色のエレベータ(13・14・15階にしか止まらない)に乗ってくれという、その他の赤やら青やら黄色やらのエレベータは別の階の別な施設へ行く単独のエレベータだというのだ???。

一緒に乗ったおばあさんが「○○に行きたいのだけど、どう行ったら良いのか?」と私に尋ねるが「すいません。私は判りません」と答えた。地元の年寄りが、私を地元の人間と勘違いして場所を聞いたのだと思ったのだ。だが、事情が違ったのだ。

この建物は、例えば10階と13階の二箇所に用事がある場合は、まず最初に10階の事務所に専用の青いエレベータに乗って1階から10階まで行き、用事を済ませたら、また青いエレベータに乗って10階から1階に降りる。次に1階でオレンジ色の専用エレベータに乗り換えて1階から13階に行かなければならないというのである10階から13階には直接行けないというのだ。。???なんのこっちゃかと思った。

講演終了後に館内の喫茶店でケーキを食べながら話をしたが、この喫茶店にも一旦、ドアを出てから行かなければならない構造になっている。

せっかく素晴らしいアトリュームがあるのだから、そこにオープンカフェの様にして飲食させれば流行るだろうにと思うのだが。

どうも、この建物を設計した人間の意図が理解できない建物である。

講演の方は千葉県内の各市から行政マンが多く聞きに来てくれたし、千葉大学の社会人学生も多く聞きに来てくれた。

聴講生の中に帯広の出身者であるOさんという方がいて、いろいろ話を聞いたら柏葉高校の先輩であった。結構共通の知人が居たので驚いた。

講演その他の後片付けを終了したのが17:00頃、この時間に羽田空港に向かっても間に合わないから、もう一泊するしかない。千葉に泊まるか東京に泊まるか迷うところだが大雨が降っているので千葉にした。