19日(土)発売(北海道での発売日は土曜日)の週刊新潮12月24日49号を読んでいたら、105ページの「B級重大ニュース」というコーナーの一番最初に「帯広の馬鹿尽くし」という題名の記事が目に留まった。アレッ、と思って読み進めたら、「馬鹿もん」のことが書かれていたので驚いた。当方から新潮に売り込んだ訳ではないから、新聞記事を見て記者が面白いと感じたから書いたのだろうが、記者の琴線に触れるということは、メディア的にもフィーリングが合っているのだろう。以下に掲載記事を載せる。
「ご当地グルメのネーミングに知恵を絞った帯広の業者が「馬鹿もん」なるものを売り出す。文字通り馬肉と鹿肉を使った料理で、「ばかもん」ではなく「うまかもん」と読ます。試食会で馬鹿ミートソースや馬鹿丼をふるまったところ大評判だったそうで、来年4月1日の四月馬鹿の日から売り出していく予定。」
という短い紹介文だが、全国で読まれている週刊誌が取り上げてくれたのは大きい。ますます、「馬鹿もんプロジェクト」に勢いが付くだろう。
私も会う人毎に「うまかもん」は面白そうですね!上手いことを考えましたね!食べてみたいなぁ〜!と言われるから、仕掛けは上手くいっているようである。このまま口伝で、徐々に拡がっていけば、まさに思う壺である。
「馬鹿もん」は元々高級食材の馬肉と鹿肉を使っているのだから、美味しくて当たり前なのである。噂が拡がって、食べてくれる人が増えれば当然ながら消費も増える。
話題をどうやって作り出すかという手法なのだ。4月1日の正式スタートまでに、後ドレ位のネタを仕込めるかだ。
私が「宝くじは買わなければ絶対に当たらないのと同じで、種は蒔かなけりゃ芽が出ないのだ!」と言ったら、妻が、「アラッ、種は風に乗って飛んで来ることだってあるわよ!」と言う。う〜ん、ああ言えば、こう言う妻であるが、一面の真理でもあるなぁ〜。