JIN-仁の最終回を見たが・・・???
あれが最終回?
このドラマが近来稀に見るほど話題になったから、続編を作ろうという魂胆なのが丸見えの最終回ならぬ最終回だ。これでは詐欺だ!インチキだ!
このドラマは妻が初回から見ていたが、私は最近のドラマがあまり好きではないのでテレビに背を向けながらコンピュータでブログを書いていた、後ろ向きながらテレビの音が聞こえて来て、面白そうだったので初回の途中から見始めたのだ。でも、ドラマの設定が毎回毎回面白かったのでそのまま見続けることにしたのである。
だが、最初を見ていないから、何故、南方仁が江戸時代にタイムスリップしたのか分らないままながらでも、毎回の病気の設定が面白かったので最後はどうなるかの興味が出てきてズ〜ッと今回の最終回まで見続けたのだ。
段々と世間でも視聴率が良いということになって人気ドラマになっていった。特に坂本龍馬役の内野聖陽が良かった。坂本龍馬とはまさにこんな人物だったのではないかと思わせる様な演技であったし、それに武田鉄也の緒方洪庵役もなかなかに良かった。
タイムマシンパラドックスを最終回でどう処理するのか興味があったのだが、思わせぶりな終わり方で、これでは終わりではなく続編を作る為に最終回の演出(脚本)を急に変えたなという感じである。
これで完全に最終回にしたなら視聴者から文句が出るだろう。何らタイムマシンパラドックスを解決していないからだ。
無理やりに改変して続編を作るのは、あまりヨロシクナイ。今回は今回でキチンと終わらせるべきである。
せっかくの良いドラマをむりやりに変えて続編を作ると、矛盾が生じてしまうからだ。
このドラマでTBSは久々にドラマのTBSに戻ったかに見えたのだが、本質は問題だらけのTBSにまた戻ってしまっている。実に残念なことだ。名作ドラマを金(視聴率)の為に台無しにした愚行であると思う。