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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-12-22-Tuesday がっかりした

COP15の結果には失望したなぁ〜。

COPとは気候変動枠組条約締約国会議(Conference of the Parties)のことで15とは15回目の会議という意味である。

ちなみに第一回は1995年12月にドイツのベルリンで、第二回目は1996年7月にスイスで開催された。そして、1997年12月に京都で開催された第3回締約国会議(COP3)においては、2000年以降の取り組みについての規定が不十分であるとして、法的拘束力のある数値目標を定める京都議定書が採択されてCOPの会議としては重要な位置をしめたのである。2007年12月3日にオーストラリアが京都議定書に調印、批准したため、先進国で京都議定書に批准していないのはアメリカ合衆国だけとなっていた。

ブッシュ政権は環境問題に対してまったく関心を持っていなかったので、以後のCOPでは大した進展も見られずにいたが、今回のコペンハーゲンでのCOP15では、アメリカの大統領がオバマに変わったことと、鳩山首相が2020年までに二酸化炭素排出量の25%削減を先の国連でぶち上げてから初めての会議なので大いに期待していたのだが・・・。

結局、中国らの反発によって何らの成果も上げられずに終了してしまった。

途上国側の言い分は、「これまで先進国が地球環境をさんざんに破壊しながらガッポリ儲けてきたのだから、今度は我々が儲ける番だ。」と言っているに等しい。

しかし、そう言って儲けてきた国たちはイギリス・アメリカ・日本にしろすでに末路が見えているではないか。金を儲けたところで国民は幸せになっていないではないか。それと同じ道を歩もうというのだろうか?

少しは歴史の勉強をしたらどうなのだろう。それとも中国は同じ轍は踏まないとでもいうつもりなのか?

中国が発展を続けている沿岸部は中国の東側だから、排気ガスを大量に放出しても、全部偏西風に乗って日本に行くから、困るのは中国ではなくて日本だとでも考えているのだろうかねぇ〜。

何だか、今世間を騒がせている2012年のマヤの予言が真実味を帯びてきたようで不気味だ。中国が世界を破滅させるのかもしれない。

「温暖化」という表現は間違っている。「気候変動」が正しいのだ。だから今年のように季節外れの大寒波が来たり、オーストラリアのような大干ばつが来たり、別な場所では大雨が降ったりするのだ。

目の前の金儲けの為に、地球を破壊してしまっては元も子も無くなると思うのだが・・・。

小沢一郎よ!中国要人に尻尾ばっかり振っていないで、少しは意見して来いよな!