今朝方犬を散歩させる時の感触では2〜3㎝といったところだろうか?
それもサラサラのまさしくパウダースノーというやつである。ラッセルで押して除雪するほどの量ではなし、かといってそのままにしておくと、太陽光を反射して溶けないから、箒(ほおき)で掃いて路面を露出させるしかない。
実はこういう雪は恐ろしいのだ。
風が吹けば飛ばされて吹き溜まりになるし、路面がツルツルの上に薄っすらとサラサラの雪が数センチ積もった状態は、メチャメチャ良く滑るのである。まるで、床にオイルを撒いたのと同じ様な状態で摩擦が全く無くなるのである。
会社に行く時に、周りに十分に注意を払いながらソロソロと運転した。他の車が横滑りしてぶつかって来ることがあるからだ。アホな奴等はその横をビュンビュンと飛ばして行く。まさしくアホな奴である。交差点で止まれなくて接触事故を起こした様だ。
私の車も交差点で右折する際に十分にスピードを落として進入したのだが、後輪が横滑りしてドリフト状態になった。もう少しスピードを出していたら停車中の車の横に、こちらの車の左横がぶつかるところだった。冷〜っとした一瞬であった。
昼食に行った蕎麦屋のおかみさんも今朝は接触事故を二件も目撃したと言っていた。
免許取り立てで飛ばしたいのは分かるが、命は大切にした方が良い。ましてや他人を巻き添えにするような事故は起こしてはいけない。
雪道の本当の恐ろしさは経験を積まなければ判らないものだ。