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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-02-03-Wednesday 一寸先は闇!

政治の世界は一寸先は闇と言うけれど、

十勝の政治状況はこの先一体どうなるのだろうか?

昨日のニュースで今夏の自民党北海道の参議院選挙の候補者にヨサコイソーラン祭りで有名な長谷川岳氏が決定した。

民主党が当選枠2人に対して2人の候補者を立てるのに、凋落傾向が激しい自民党としてはなんとしても一議席は死守するという方針なのだろう。現職の中川義雄氏は72歳と高齢なのと、頼みにしていた甥の中川昭一氏の急死によって、急激に支持を失ってしまったようだ。

しかし、十勝の問題はこれだけに留まらない。

北海道11区で昨年、中川昭一氏に勝った民主党の石川知裕議員が、現在、政治資金規正法違反容疑で拘束され、容疑者となっているからだ。

あす4日に拘置期限が切れるから、明日、起訴されるか不起訴になるのかが発表されるだろう。

もしも、起訴されて、即、議員辞職ということにでもなったら、今春の帯広市長選挙と衆議員の補選とが同時選挙になるかもしれない。

帯広の自民党が、この時期になっても、まだ市長選挙の候補者を発表しない理由はそこら辺にあるのではないだろうか?

もし噂通りに、衆議員の補選の候補者として、昭一氏の未亡人が立候補したら、弔い合戦になるし、権威が失墜した十勝の民主党は候補者を決めることも難しいだろうから、断然有利な戦いになる。

そうなると、半分諦めていた自民党の市長選の候補者も、一緒に戦えば勝ち目が出てくるから、勝ち戦にするには、敗戦処理候補では困るということになる。

石川氏の辞任を先延ばしして、市長選挙と同時選挙にはしたくない民主党は、辞任要求の世論にどこまで耐えるかであろう。

この辺りのセメギ合いが、これから始まる。

面白いと言っては甚だ語弊があるが、全国的に注目されることは必至であろう。

去年の選挙からわずか半年で、十勝の政治状況は著しく変化した。テレビのドラマでも、こんなシナリオを書くライターがもし居たら、そんなバカなと、視聴者に突っ込まれるのがオチなほどの、急過ぎる展開である。正に事実は小説よりも奇なりで、世の中にはこんな事もあるのだなぁ〜。