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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-02-17-Wednesday 面が割れる

顔が知られることを

警察関係の専門用語で「面が割れる」と言うが、先日こんな経験をした。休日に私の会社の裏手にある映画館に入館したのだが、上映まで30分以上も時間があったから、会社に忘れていた本を取りに行こうと思って受付のおじさんに「すぐ戻るからチョットだけ外に出てもいいですか?」と聞いたら「あぁ、貴方は坂本さんでしょ?どうぞ」と私の名前を出してOKしてくれたことがあったのだ。

また、先日は温泉銭湯のサウナ風呂の中で、坐らずに私の前に立って、じっと私の顔を見つめている若者がいて、「おじさん、新聞に載っていた人だよね?」と話し掛けられてきたこともあった。

最近、やたらと新聞に顔が載るので、帯広では面が割れていて悪いことは出来ないなぁと感じた次第である。

そんな私が本屋で困った状態になった。私は活字中毒のようなものだから常に文字を読んでいないと落ち着かない性分なのである。だから一月に購入する本代は膨大な量になるから本屋さんのお得意様なのだ。

新聞や雑誌の書評欄を見て面白そうな本だなぁと思うとついつい注文してしまうから、本屋の店員さんも皆、私の顔と名前を覚えてしまっているのである。

私は「マジック関係書籍の収集」が趣味で現在6000冊ほどを所有しているが、3年ほど前に出版されたマジック関係のことが載っている本を購入したいと思ったことがある。その本の題名は「裏モノ・ジャパン」という本で、その号の特集が「有名マジシャンのタネ全部明かします」というものなのだが、一緒に掲載されている内容がかなりエロイものなのだ。もともとこの本はそういうエロイというかヤバイ(最近の若者言葉のヤバイは意味が違うらしいが・・・)というか、そういう内容で売っている本なのである。

帯広の書店に行って自分で探したのだが、売っていなかった(と思う)。店員に尋ねるのは恥ずかしいから、自分で探したのだが、そもそもそういう系統の本が並んでいるコーナーの前に立つことすら恥ずかしいのを我慢してである。

ましてやそれを注文するとなると、もっと恥ずかしいことになるから、その本屋で買うことを諦めて、ネットのアマゾンで注文して手に入れた。(この本は爆発的に売れた様で、味をしめたその出版社その後何度もマジックの種明かしだけの本を発売している。)困ったのは、アマゾンで注文すると、「どうやらこの客の嗜好はこういうエロイ本だと判断されるのだろうか?その後、アマゾンから裏モノジャパンやそういう系統の本の出版案内が届くようになってしまったのだ。何だかその方が恥ずかしい気がしてきて困っているのである。

話は変わって、13日の深夜か14日未明に、坂本ビルの正面玄関のガラスが割られた。

かなり以前に、酔っ払いがガラスが張ってあることを判らずにガラスに激突して割れたことがあったので、以来、衝突防止の意味も込めて、その大きなガラスに、カッティングシートでトリックアートを書かせたものを貼って、ここにガラスがありますよと知らせるようにしてからは、衝突事故も起こっていない。

人間の心理とは不思議なもので、シートが貼ってあると、待ち合わせなどの暇な時に爪で剥がす癖があるのだろう。何の模様か判らなくなったら、その度カッティングシートだけは何回も貼り直しているが、ガラスが割れたことはなかったのに・・・。

警察に被害届けを出して来てもらったが、どうやら何者かが鋭利な突起物で、相当強い力で叩いて割ったようである。警官の見解も、割ろうとして割ったもので、酔っ払いがぶつかったものではないとのことだった。

ほぼ同じ頃に、北の屋台前のうまいもん通りの入り口と、北の屋台の横の五番館ビルも被害にあったとのこと。

中心街のド真ん中で立て続けにこんな事件があるとは、帯広の治安も悪くなったものである。