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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-02-19-Friday 鹿児島

鹿児島に行った。

鹿児島に行くことになったので、1月23日のブログに「鹿児島の後輩」と題して、20数年間消息不明であった大学のマジッククラブの後輩で鹿児島出身のY君の消息を誰か知らないかと載せたところ、このブログを読んでいた大学の後輩I君からの連絡で奇跡的に判明して、Y君に連絡を取ることが出来た。

私が宿泊する鹿児島市内のホテルのロビーで17:00に待ち合わせする約束をして、私の携帯電話の番号を事前に教えておいた。彼の電話番号も教えてくれと言ったら、何と今時携帯電話を持っていないと言う。

17:00丁度まで現れないし、電話もかかってこないから本当に訪ねてくるのか心配になったが、彼は携帯を持っていないからこちらから連絡することが出来ない。昔なら普通だったことが、今はとても不便なことに感じる。

17:00丁度に私の携帯がようやく鳴った。相手先の表示は「公衆電話」である。あぁ、Y君だなとすぐに判った。すぐ近くまで来ているというのでロビーで待っていたら、数分後に彼が現れた。

見るなり、以前は剣道二段で80kgはあったであろうガッシリした身体がゲッソリと痩せて一回り小さく見える。

「久し振りだなぁ〜、随分痩せたんじゃないか?お前、今まで何で連絡を寄越さないんだ!とても心配していたんだぞ!」が最初にかけた言葉である。すぐに連れ立って、焼鳥屋に入って話を始めたら、Y君は私のブログをずっと毎日読んでいるとい言うのだ。「それなら、俺が鹿児島に来ることも、お前さんの消息を探していることも判っていたのに連絡を寄越さなかったのか?何でだ?」と問うたら「会わせる顔がなかった」とボソボソとこれまでの23年間の苦労話をし始めた。(これから書くことは、Y君には、俺のブログを読んでいたなら判るだろうが、俺はお前のことをブログに書くぞ!と言ってあらかじめ了解を取っている)

それでもプライベートなことなので詳しいことは書かないが、相当に彼一人で苦労してきたここ10年間であったようだ。鹿児島市内に出てくるのも2年振りとのこと。

「ウ〜ン、お前も苦労したんだなぁ〜」としか言いようがなかった。私の日常生活はブログを読んでいるから、好く判っているとのことなので、もっぱら彼の話を聞いて飲んでいた。

途中、飲む場所を替えて、22:30まで2人で昔を思い出しながら、ひたすら芋焼酎を飲み続けて、Y君には「せめてこれからは年賀状ぐらいは寄越せよな!」と握手して分かれた。さすがに私も飲み過ぎたようで、次の日は具合が悪かった。

でも、23年振りに会うことが出来たので、今回の鹿児島行きはとても価値のあるものになった。