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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-04-12-Monday シンクロ・フィギュアの大会①

久し振りに渡米した。

4月10・11日にアメリカのコロラド州コロラドスプリングス市でシンクロナイズド・アイススケーティング世界選手権が開催された。

シンクロナイズド・アイススケーティングというのを簡単に説明すると、フィギュア・スケートを16名の団体で滑る競技で、水泳のシンクロ競技の要素とフィギュアスケートのアイスダンスの要素がプラスされたような競技なのである。

この世界選手権大会に日本代表チーム「神宮アイス・メッセンジャー・グレース」のキャプテンとして、我が家の長女が参加した。

娘は去年までは「東京女子体育大学チーム」のメンバーで、これまでにも日本代表として世界選手権大会などには参加しているのだが、私はまだ直接観たことがないのだ。いつも応援は妻が一人で行っていたのである。

今回は、娘が新チームのキャプテンとして頑張っているので、一人でも多くの応援者を獲得するために私も連れて行ってくれるというので、夫婦二人で参加申し込みをした。

娘たちは3日から現地に入って練習をしているが、その親達の応援団は7日から12日までの日程でコロラドスプリングスに行く応援ツアーというのを組んだのだ。

成田空港での集合時間は午前9:30分であるから、例によって、北海道から参加するには、前泊が必要になるのである。

だから前日の6日の昼12時に家を出て、帯広空港を出発して羽田空港に着き(1時間半)、そこからリムジンバスで成田空港(1時間)に入り、ホテルの送迎バス(40分)でホテルまで向かうのである。ホテルに着いた時間は、午後7時過ぎであった。

翌7日の朝8時にホテルを出て成田空港のロビーで集合、妻は何度も参加しているから、他の家族の方々とは既に顔見知りであるが、私は初対面である。添乗員の人も何度もこの応援ツアーを添乗しているベテランとのことだ。いつも同じような顔ぶれだからなのか、紹介や挨拶もほどほどに飛行機に乗り込んでしまった。

他の参加者の話を聞いて、よくよく考えたら北海道というのは身体には楽なのかもしれないなぁと感じた。このツアーに参加した夫婦の中には静岡県浜松市や茨城県筑波市から当日の朝早くに出て来ている人がいる。その方々は一日中何等かの乗り物に乗り続けるということになるから、そうなると前泊した方がホテル代のお金は掛かるが身体は楽なのではないかと感じたのだ。

飛行機はアメリカン航空の成田→ダラス間、ダラス→コロラドスプリングスである。でもなんで、ダラス行きなの?

ダラスはコロラドスプリングスよりもかなり東にある場所だから、ダラスからまた西側のコロラドスプリングスに戻れば、飛行機に乗っている時間的なロスだけで往復4時間以上が無駄になる計算だ。

おそらくこの便が一番安かったのだろうが、約13時間+2時間も飛行機に乗っているのはとても辛い。特にお尻と腰が痛くて痛くてしょうがなかった。

余談だが、このダラス空港の広さには圧倒された。今までにこんなにデカイ空港は初めてである。さすがアメリカは広いなぁと感じた。なにせ飛行場のターミナルが6〜7つほどあってそれを環状線状の電車で繋いでいるのだが、その環状線の中側だけで帯広空港の全敷地よりも広いだろうと思うほどだ。その環状線の外側にターミナルがあって、更にその外側にそれぞれの滑走路があるのだから、どれだけ広いか想像してみて欲しい。飛行機がターミナルのボーディングブリッジから滑走路まで到着するのにかなりの時間が掛かったのである。その途中のどの経路からも飛行機があらゆる角度に飛びたてるのではないかと思われた。

以前に4度ほどコロラド州のボルダーという町に行っているが、一番体力的に楽だったのは成田→シアトル→デンバーという経路であった。成田→シアトル間は8時間半程で、拍子抜けするほどアッというまに到着した感じがした。ハワイと所要時間はさほど変らない。シアトル→デンバー間は2時間程度だから合計で10時間半であった。飛行機に乗っている時間で5時間は大きい差である。多少、航空運賃が高くても、アメリカの国内便ならせいぜい1万円程度の差だろうから、それなら短い時間で行ける方が身体が楽である分、有難く感じると思うのである。

案の定、妻の具合が悪くなって、妻はコロラドスプリングスに着いてから半日、ホテルで寝ていたのである。