«前の日記(■2010-04-12-Monday) 最新 次の日記(■2010-04-14-Wednesday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-04-13-Tuesday シンクロナイズドスケーティング②

アメリカのコロラドスプリングスの、

ワールド・アイス・アリーナで開催されたワールド・シンクロナイズド・スケーティング・チャンピオンシップ2010を応援して来た。

コロラドスプリングス空港に到着したら、出口のところで、コロラド州ボルダー市在住の秋間美江子さんが出迎えてくれた。

秋間さんはフルブライト留学生の第一期生で御年83歳であるがとてもお元気だ。

秋間さんとの繋がりは、1995年に帯広青年会議所が帯広に新しい大学を建学するという「国際環境大学構想プロジェクト」を立ち上げて、その視察の為に、ボルダー市にある「コロラド州立大学」を視察した時にお世話になったのだ、その後は家族ぐるみで、アメリカと日本のお互いの家を行き来する間柄になったのだから、かれこれ15年もの付き合いになる。

今回もボルダー市近く(車で2時間)のコロラドスプリングスで、娘のフィギュアスケートの世界選手権を見に行くのだと連絡を入れたら、わざわざ出迎えてくれたのである。

具合の悪くなった妻を一人ホテルに残して、秋間さんと2人でワールド・アイス・アリーナに行って娘の公式練習を見学に行った。

娘も秋間さんには何度も会っているので、秋間さんが来てくれたと、とても喜んだ。

今回はホテルで顔を合わせて挨拶するだけと思っていたのだが、秋間さんが公式練習を観て、是非とも次の日のショート・プログラム(2分50秒)を観てから帰るからと近くのホテルをとって一泊してくれて観てくれたのだ。

日本の応援ツアーでドタキャンした方がいたので、その方のチケットを分けてもらって観てもらうことができるようになったが、シンクロナイズドスケーティングはアメリカでは、すごい人気があるスポーツなので、なかなかチケットが手に入らないのだ。

妻を一人ホテルの部屋に残したままにしておくと、更に機嫌が悪くなるだろうからと、公式練習の見学はそこそこに切り上げて、ホテルに戻った。

秋間さんが我々にお土産があると言う。車のトランクからホテルの部屋まで運んで欲しいと言うので袋を持ったら、やたらと重いので何が入っているのだろうと思いながら部屋まで運んだ。

妻の容態も寝ていたのでだいぶ回復したようだ。誰か他人が居ると妻もオトナシイのだ。

袋を開いたら、秋間さんのスカーフ・故人となった夫の浩さん(生前にお世話になった)のネクタイ、チョコレート、絵葉書などが沢山入っていた。是非とも貴方たちに貰って欲しいと言う。もしかすると形見分けのつもりなのかもしれないと思った。

夕食を一緒に取りましょうと誘ったのだが妻に「早く寝なさい。私は近くのホテルを探すから、今日はここで失礼するわ」と言うのである。

お言葉に甘えて、この日は早く寝ることにして、ホテルのレストランで食事を済ませようと考えたのだが、妻が食べたくないと言う。仕方がないので、コンビニで水とヨーグルトと果物を買って部屋に戻った。

妻は食べたくないというが、私はお腹が空いている。日本から持ってきたインスタントうどんを食べることにした。部屋にあったコーヒーメーカーでお湯を沸かして作ったのだが、麺が固くてまずい。

そうか!思い出した!コロラドは土地の高度が高いから気圧が低くて、水の沸点が低くなるからお湯の温度が低いのだった。以前にボルダー(高度1600m)で同じ経験をしているのにスッカリ忘れていたのである。

まずいインスタントうどんを食べて、この日は早々と寝ることにした。