のワールド・アイス・アリーナで開催された。フィギュア・スケートのシンクロナイズド・アイススケーティング・チャンピオンシップ・2010を観てきた。
チーム・ジャパンは出場23チーム中、ショートプログラムで第10位、フリースケーティングでは第9位、総合成績で第10位と大健闘の活躍であった。
日曜日の大会終了後に、選手たちと応援団との合同のクロージングパーティが開催されそれにも参加してきた。
選手達はあれだけの運動をしたばかりだというのに、世界中の選手達が入り乱れて元気良く踊っている、すごい体力だ。会場では写真を撮ったりしていたが、ソフトドリンクしか置いておらず、年寄りの応援団がこの会場に居ても何だか場違いな感じがしてきたので、応援団は場所を変えて飲み直すことにした。昨日行ったファミレスとは別のチリーズというメキシコ料理系の店に行った。
辛い料理を食べながら応援団だけで午前1時まで盛り上がった。
翌朝は5時にホテルのロビーに集合して日本に帰るのであるが、ここで寝てしまうと起きられないかもしれないと思い、荷物をまとめて5時まで起きていることにした。
残っていたウィスキーをモッタイナイので全部飲み切ったが、少し飲み過ぎて酔っ払ってしまった。コロラドは高地だから気圧が低くて普段よりも酔い易くなるのである。
酔ったまま集合したが、朝食はオレンジジュース・リンゴ・ベーグルである。水類は飛行機には持って入れないのでジュースは飲み切ってくれと言うから、空きっ腹に酸味の強いオレンジジュースを飲んだら具合が悪くなってきた。
胃腸薬を飲んだら何とか収まったが、行きの時の妻の様になるところであった。
帰りの便は選手達と一緒に、コロラドスプリングス→ダラス→成田という経路で帰るのである。日本に帰るというのに、日本から離れる東の方角に2時間飛行機乗って行くのは、何とも時間がモッタイナイ気がする。往復では4時間もロスすることになるからだ。ダラス空港もやたらデカイ割にはショップがまるで充実していない。乗り換えの時間をつぶすのに苦労したくらいだ。
これからダラスから成田までは13時間も掛かる。国際線なのにビデオは来た時とまったく同じ内容であった。普通は行きと帰りではプログラムが変わるものだと思っていたが・・・。前日寝ていないので、飛行機の中ではその分グッスリ眠れた。日本に近づいてきた頃に目が覚めて、ビデオで「ハチ」というリチャード・ギアが主演した忠犬ハチ公を基にした映画である。我が家も今回の旅行で、愛犬のバニーを犬のトレーナーに預けてきたので、妻も私も見ていて涙が出てきた。
飛行機が北海道上空に差し掛かったところで、ものすごく揺れ出した。朝食のドリンクを配っているところだったので、受け取った紅茶が飲む前に半分に減っていたぐらいである。
成田に到着して解団式があった。その間に妻と私の荷物を宅配便で送って来た。監督・コーチなどの挨拶があって、最後に皆で「お疲れ様〜」
と言ったのでもうこれで全部終了したと思い、リムジンバスの切符を買いに行った。10分後の16:00に成田を出発するバスが丁度良いと思って購入したのだが・・・。
依然として選手たち同士がハグし合ったりしている。テレビ局も取材に来ていたりしてなかなか終了しない。だがバスの時間が迫ってきた。このバスを乗り損ねると次は1時間後になる。東京の大学に行っている次女との約束の時間もあるので、娘をせかして乗ったのだが、娘はキャプテンとして全員を送り出してから帰りたかったというのだ、娘には最後の最後で申し訳のないことをしてしまったと悔やまれた。
今回の応援ツアーはとても充実していて、素晴らしい感動を与えてもらった。次のフィンランド大会が楽しみである。