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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-05-26-Wednesday 友人来訪

東京から友人が夫婦で遊びに来た。

ケンジ&キヨミさんご夫婦である。

ケンジさんは2日前に小樽に入って、小樽CCで友人と2日間ゴルフをしてから帯広に列車で入り、キヨミさんは金曜日の最終便で帯広入りして合流する計画だ。

この夫妻は10年ほど前から、訪れるときの季節を変えながら十勝を満喫しているのだ。

以前から、ケンジさんとはゴルフを一緒にやりましょうよと言っていたのだが、なかなかその機会がなかった。

今回もケンジさんは3日連続になるから、帯広ではゴルフをするつもりがなかった様なのであるが、私がキヨミさんとのメールのやり取りで、小樽でゴルフをするなら、そのまま帯広でもやりませんか?と誘ったのである。もちろん奥さんのキヨミさんと一緒にと・・・。

キヨミさんは最初、何年もゴルフをやっていないからと渋っていたのだが・・・。

そのメールを打っているのを横で見ていた妻が「私も一緒にゴルフやろっかなっ!」と言い出したのだ。

妻は5年ほど前に「私もゴルフをやりたい!」と言い出したので、ゴルフクラブのセットを買ってあげて、何度か打ちっ放しの練習場に連れて行ったのだが「上手く当たらないからつまらない」と言っては3〜4度で練習を止めてしまう。これを、ここ5年間、毎年のように続けているのである。だからまだゴルフコースではプレーしたことが一度もないのだ。

「今まではキッカケが無かったから練習にも熱が入らなかった。今度はコースに出るという目標があるから大丈夫」と言うのである。

メールに「妻も一緒にやるからキヨミさんもやりましょうよ」と書きなさいと妻が強制するので、そう書いたらキヨミさんもやる気になったようで「では、夫婦で一緒に回りましょう」ということになったのだ。

場所は帯広国際カントリークラブで13:40分のスタートである。キャディさんを付けたら笑われるからと妻が言うので、2台のカートでセルフでプレーした。東→中コースと途中の休憩を入れずにスルーで回り、幸いにも後続プレーヤーがいなかったので迷惑を掛けずに済んだが終了したのが18:30で約5時間も掛かったのであった。

中コースの6番のショートホール(155ヤード)で妻がドライバーでティショットしたボールが1mにワンオンした。私のボールは3mにワンオンして2パットのパーである。妻がこのバーディーパットを沈めたら生まれて初めてのバディーだと言ったら、緊張したのか30cmショートした。でもその残りを入れても初めてのパーだぞと言ったら、これまた外して結局3パットのボギーであった。初めてのゴルフで1ホールとは言え妻に並ばれでもしたら、今後何を言われるかわかったもんじゃないと心配したが・・・。

ゴルフ終了後に20:00〜帯広の街中に出て「馬鹿(うまか)もん」を食べにイタリアンレストラン「タベルナ・センナリ」に行った。たっぷりと食べて、今度は北の屋台を通り抜けて「らくれっと」に行きアスパラ料理を食べようかと思ったら、アスパラはまだ収穫が出来ないと言うので、ラクレットチーズをきたあかりというジャガイモに掛けた料理とワインで締めくくって11:30にホテルに送った。

ケンジ&キヨミさんは、これまで何度も十勝に遊びに来ているから、熱気球・カヌー・スノーモービル・アスパラ狩り・冬の然別湖などを堪能しているが、妻はカヌーしかやったことがない。地元に居るといつでも出来ると思うのか、誘っても来ないのだ。

しかし、今回、キヨミさんに、「面白いわよ〜」と誘われてその気になったようだ。もっと、もっと地元の人間が地元で遊ばなければいけないと思う。

翌朝は、10:00にホテルに迎えに行って、まずはばんえい競馬に連れて行こうかと思ったのだが、13:50分の飛行機で帰京するというので、時間がないから、まっすぐ中札内の花畑牧場に連れて行った。

去年のゴールデンウィークは道路が渋滞するほど混んでいたのに、今は客も少ない。やはり、爆発的なブームというのは熱が冷めると、急激に落ち込んでしまうものだ。新しいお菓子の工場も新設されていて見学が出来るようになっていたので話のタネに見学すると、機械化されたスゴイ工場である。

「生キャラメル」の時はガスレンジと銅鍋の設備投資だけで、後は人的な作業だけという、設備投資が極端に少なくて、いつでも撤退できる画期的なビジネスモデルだと思って見ていたのだが、今回のスウィーツ「○○のポテト」は工場に設備投資が掛かり過ぎているように感じた。

売店で試食したが、森永製菓の「チョコフレーク」のような食感と味で「生キャラメル」の時みたいな新鮮味が感じられない。価格も一箱580円という強気の値段設定は如何なものだろうか?

その後に六花亭の「六花の森」にお連れし、その後には「十勝野フロマージュ」というチーズ工房や六花亭の美術館の食堂で食事をして、空港に送っていったが、ここらは商売っ気が前面に出ていなく、落ち着いた雰囲気でサービスも良い。同じ中札内村なのに随分と違うコンセプトのことをやっているなぁという感じがした。

こうして、知人が十勝を好きになって、何度も訪ねてくれるのはありがたいことだ。

一時のブームで終わらせるのではなく、地道に十勝のファンを増やしていく方が、時間は掛かっても本当の意味での観光に繋がるのだと思う。