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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-06-17-Thursday すごい確率!

昨日のゴルフコンペでの出来事である。

確率から言ったら、何億分の1、いやひょっとすると何兆分の1の確率かもしれない稀な出来事である。

私の打ったティーショットが左に曲がって林の中に入り、キンコンカンと3回木に当たった音がした。

入っていった場所と思しきところに、キャディさんと私とで分け入り、ボールを探していたら、キャディさんがボールを見つけてくれた。

私はキャディさんから離れた場所でボールを探して居たので「ボールを確認して!」と叫んだら「SRIXONの4番で坂本さんのボールです」と言う。

私も近づいてボールを確認したら私の使っている「SRIXONの4番」という字が見えたので間違いないと思い、林の横に脱出させたら・・・。

なんと、その脱出させた近くのラフにもう1個ボールがあったのである。

キャディさんがそのボールを見て「アラッこのボールもSRIXONの4番だわ」と恐ろしいことを言うのだ。

状況から判断すると、後から見つけたそのボールが私のボールであろうと思われた。それにそのボールには見覚えのある傷が付いている。

私のボールは林の中に入ったのではなく、木に当たって跳ね返り、フェアウェーのラフにあったのである。

何と、誰か別のパーティの人が見つけられずにロストボールにして置き去りにしていったボールが、たまたま私の使っているボールと全く同じ会社の、同じ種類の、同じ番号のボールだったのだ。

こんなことってあるのだろうか?

コンペだから同伴競技者に裁定を求めたが「どちらが自分のボールだか明確に判断が付かないのなら、坂本さんが自分のボールだと思う方でプレーするしかないと思うよ」と言う。もっともな裁定だと私も思った。

ラフにあったボールは、ボールを見失うほどの深いラフではないから、状況からすると私が林の中から打ち出したボールの方が、私のボールではないだろうことは明らかだ。

それに後から見つけたラフにあったボールには見覚えのある傷がある。これでは誤球と判断して後から見つけたボールでプレーするしかないだろう。

まぁ、スコアも悪くて、とても賞に入るような成績ではないし、これが優勝を争っているようなスコアだったらと思うとゾッとする。

でも、これはすごい確率の出来事である。

もう26年もゴルフをやっているが、そもそも誤球なんてこれまでに3回ほどしかしたことがないし、その内の2回はバンカー内で、誤球が認められている状況でだ。

いつも種類や番号を確認してから打つようにしているから誤球するはずがないと思っていた。

今回のは、しっかりと確認した上でのプレーなのに、誰か知らない人のロストボールと、私の使用球が全く同じボールなんてことがあるとは、とても信じられない出来事だ。

これだけ広いゴルフ場なのに・・・、この日はドライバーが好調でこのホール以外はフェアウェーを外さなかったのに・・・、たまたまこの日1回だけドライバーをひっかけて林の中に打ち込んでしまい、たまたまそこにあったロストボールが、たまたま私の使用球と全く同じメーカー、種類、番号のボールだったなんて・・・。

確率的に計算したらどうなるのだろうか?

まず、ボールを見つけられずにロストボールにしてその場を立ち去る確率は?

ボールのメーカーの数は何社あるのか?

ボールのブランド数は?

ボールに刻印してある番号は何種類?

そのホールで林の中に打ち込む確率は?

ここまで考えただけでも天文学的数字になるだろうと思う。

果たしてこれは、運が良いのか?悪いのか?一体どっちなんだろう。