(この文章は25日午前中に書いている)
今日の3:30キックオフのサッカーのW杯の対デンマーク戦で日本が3対1で勝ち、決勝トーナメントに進出した。
夜中に起きて見るほどのサッカーファンでもないから、5:30にトイレに起きた時にテレビを点けたら「勝った!勝った!」と騒いでいたので、「あぁ日本が勝ったんだなぁ」と思った程度の感動でしかない。
以前にこのブログに書いた様に、初戦のカメルーン戦に勝って、2戦目のオランダ戦に1点差で負けた時点で、ほぼ90%は決勝に進出できると思っていたから、さほど驚きもしない。
岡田監督は、この決勝進出ですっかり名監督になってしまったかのようだ。直前のテストマッチで4連敗していた時には、最低の監督と言われて「岡田!辞めろ〜!」とさんざん言われていたのに・・・。
このW杯直前のテストマッチで岡田監督が目指していた戦術が通用しないと判って、急遽、本番では戦術を転換したところが上手くハマって、カメルーン戦に辛勝したところから、ガラッと雰囲気が変わった。
結局、スポーツは勝てば官軍なのだ。
初戦のカメルーン戦に負けるのと、勝つのとでは雲泥の差である。おそらく引き分けでも雰囲気は暗いままであったろう。
オランダ戦に負けるのは順当としても、差を1点に抑えたところが大きかった。
デンマークが2点差でオランダに敗れているから、得失点差で優位に立ち、引き分けでも決勝進出できるというのは、かなり精神的にも楽になったことだろう。追いつめられると焦るのが人間であるから、多少でもゆとりを持って戦えるというのは理想的な展開である。
デンマークは日本の逆になってしまった。これは初戦に何処と当たるかが大きかったと思う。日本にはツキがあった。
それにしても本田選手の決定力は、これまでの日本選手にはないものだ。このまま本田選手が体調を崩さずにいて欲しいものだ。
今回の日本チームの勝利で、以前の代表選手だった中田英寿が霞んで見える。団体競技というのは、スーパースター選手がいても上手く機能しないものなのだなぁ。
岡田監督という人物は果たして運が良いのか、悪いのかよく判らない人である。
この決勝進出によって日本中はまさにサッカー一色で盛り上がっていくだろう。24日に告示された参院選挙は完全に霞んでしまった感がある。
このまま日本が29日のパラグアイ戦にでも勝ったりしたら、それこそ参院選挙は話題にもならないかもしれない。果たしてそれがどこの政党に優位に働くのだろうか?
どこかの会社が計算していたが、経済効果もかなりなものになるだろう。こういううれしいニュースがもっと多くなってくれれば日本も元気が出るというものだ。日本チーム頑張れ!