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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-07-08-Thursday 大相撲

NHKが大相撲の生中継を中止すると発表した。

何てアホな決断だろうか!

以前にも書いたが、相撲関係者に品行方正を求める方がオカシイ!

図体がデカくて大飯喰らいで、およそ他のスポーツは出来そうにない様な相撲取り(大変失礼な書き方だと思うが、他に表現の仕様がない)が、この世の中で生活していくには相撲界しかないと思うのである。相撲界以外に彼等を受け入れてくれる場所は無いと思う。

これは江戸時代でも現代でも同じだと思う。

つまり、一般社会では生きていけない人達の逃げ場の一つが相撲界であったと考える。

これは芸人の世界も一緒で、いわば社会のアウトローの生活の場が、芸能界であり、相撲界なのだ。

その世界に品行方正を求めること自体が間違っている。

一般市民の感情はメディアに誘導されて怒っているだけで、心底怒っているとは思えない。もし、怒っているとしたら、税金面で優遇されている公益法人としての相撲協会にであろう。

つまり、言わば税金で給料をもらっているくせに・・・という感情ではないのか。

相撲を「国技」なんてゴタイソウナことを言うから品行方正を求められるのだ、どだい、今日では外国人力士の数が多いのだから国技もへったくれもないが・・・。だから公益法人格なんて返上して、株式会社で運営すれば良いのだ。

相撲取りは朝方少しだけ稽古して、とにかく飯を大量に喰ってゴロゴロして、身体を大きくすることが大切なのだから、時間を持て余すのも道理である。他のスポーツみたいにランニングなんかしたら、あの体重だから、すぐに膝を痛めてしまうだろうし、激しいトレーニングをして痩せてしまったら元も子もなくすのだから・・・。

一日中ゴロゴロしているのだから、花札やマージャンに興じるのは必然だ。

かといって、暴力団という非社会的な連中との付き合いは言語道断だと思う。

しかし、この連中を取り締まるのは警察の仕事であって、相撲協会の仕事ではないだろう。それにしても何故、警察官は暴力団を野放しにしているのだろうか?持ちつ持たれつの関係でもあるのかしらん。

賭け事全てが悪だと言うなら、公営ギャンブルはどうなんだ?

私もギャンブルは大嫌いだが、少しは賭けはする。最近は妻と「昼食」を賭けてジャンケンをしているのだ。この賭けでひとつ面白い事を発見した。

「決して食べる前にジャンケンしてはいけない」ということだ。食べる前にジャンケンして勝つと当然高いものを注文する。しかし、食べた後で支払いの時にどちらが払うかでジャンケンすれば、どちらもあまり高いものは注文しなくなるのだ。

ジャンケンに弱い妻は、最近お弁当を作るようになったしね。

国などの運営にも同じ様な事が言えると思う。

皆が権利ばかりを主張していては財政がもたなくなるからだ。自分が負けた時のことを考えることで他人を思いやることができるようになるかもしれない。

大相撲の中継を楽しみにしている人達だって大勢いるだろう。相撲界に品行方正を求めるような似非知識人が放送中止を叫んでいるのではないだろうか?

相撲協会よ!税金の優遇なんてセコイことはサッサと捨てて、開き直れ!

日本をこれ以上、堅苦しい世界にするなよ。人間には余裕が必要なのだよ!