会場は帯広市の隣町、芽室町にある「帯広カントリークラブ新嵐山コース」である。
表題に「帯広のゴルフ場」と書いたが、実は帯広市内には河川敷以外にはゴルフ場は存在しない。幕別町や音更町など帯広市に隣接する町にあるゴルフ場なのだが、名称にはいずれも「帯広国際」「帯広白樺」と「帯広」が冠に付くのだ。
昨日のコースの「帯広カントリークラブ」は昭和37年にオープンした帯広(十勝)で一番古いコースで、芽室町の嵐山という低い山の中腹にある。
あまり、お金を掛けていないコースなので、平らな場所が全く無い、全部のホールが山を登ったり降りたりとやたらと足に負担が掛かるし、グリーンの芝目がきつくて、傾斜に逆らってボールが上がっていくような難しいコースなのである。
更に、このところの雨続きで、ラフがタフになっている。ラフに入れてしまうと脱出するのに一苦労であった。
最近、この嵐山近辺でヒグマがやたらと出没して、ゴルフ場に隣接するキャンプ場が閉鎖されたというニュースが流れたばかり。
ヒグマが出るかもしれないと冗談を言いながらプレーしたが、ヒグマならぬアライグマと北キツネが出没した。
林の中では、カラスが巣作りをしていたのか、襲われそうにもなった。自然との闘いのゴルフである。
幕別のゴルフ場は気持ち悪くなるほどマイマイ蛾が異常に沢山いたが、ここのゴルフ場にはマイマイ蛾は少なかった。十勝の東部から徐々に西に来ているようであるから、まだこの辺りまでは大量には来ていないようだ。
前日の天気予報では十勝中部は午前中は大雨警報が出ていたが、私は「晴れ男」だから雨には当たるまいと思っていたが、逆に蒸し暑くて、汗をかいて参った。
脱水症状になると、足がケイレンを起こしてしまうから、小まめに水分を補給しながらプレーをしたが、帰宅してからこむら返りを起こしてしまった。「帯広カントリー」はやはり足に来る。
汗をかいたままのポロシャツ姿で、クーラーを利かせた車を運転して帰ってきたら、お腹の調子が悪い。水分を取り過ぎてお腹が冷えたのだろう。この暑いのにお腹にホッカイロ(服に貼るカイロ)を貼っている。