帯広市の「双葉幼稚園」が登録有形文化財に申請された。
この幼稚園は明治44(1911)年に創設され、大正12(1922)年4月に現在の園舎が開園した帯広で一番古い幼稚園である。
我が家では父、私たち兄弟姉妹、そして私の子供たちと三代に渡ってお世話になった幼稚園である。
この建物にはとても愛着があって「♪まぁ〜るい、お屋根のようち〜えん〜♪」の園歌を今でも歌えるし、高校時代の美術教師であった中谷有逸さんが描いた双葉幼稚園の絵を購入して飾ってあるほどだ。
私が緑組でお世話になった時の大正11(1923)年生まれの臼田時子園長先生が今も現役で頑張っているのが驚きである。
臼田先生の記憶力はものすごくて、大学4年生(昭和55(1980)年)の時に建築を勉強している東京の友人が帯広に遊びに来た時に、双葉幼稚園の外観を見て、是非とも中を見たいというので、幼稚園を訪ねたら、臼田園長が居て「あ〜ら、カズアキちゃん。お久し振りね〜」と言われて驚いたことを思い出す。幼稚園を卒業以来、16〜7年間も会ったことがないのに私の名前がスッと出て来るなんて!人の顔と名前を覚えることが大の苦手な私としては、驚異的な記憶力にビックリしたのだ。
幼稚園児の時には大きな幼稚園だと思っていたが、大学生で訪ねると、何と小さく感じたことか!自分の身長がそれだけ大きくなったということなのだが・・・。
園児の数は新聞によると3名と出ていたから、経営的にも大変なのだろうと思う。登録有形文化財に指定されたら帯広市などの経費で保存されるのだろうか?
こういう建物は是非とも後世に残してもらいたいものだ。
大相撲の「貴乃花親方の会食に暴力団」との記事が出ていた。新弟子勧誘の為に愛媛県の愛南町を訪れ保護者等と会食した際に、暴力団関係者が同席していたというのだ。
どうして、これが問題になるのだろうか?
皇室なら、事前に同席する人間の氏素性は宮内庁あたりが調べるのであろうが、その他の普通の会食で同席する人間の氏素性をいちいち調べるようなものってあるのだろうか?私は聞いたことが無い!
暴力団主催の暴力団員だらけの会食に出たというなら非難されてもしょうがないが、保護者との会食に呼ばれて、そこに暴力団員が混じっているかなんて判る筈ないじゃないか!
何でもかんでも非難するのはおかしいだろう!メディアの報道姿勢に何かとてもいやらしさを感じる。池に落ちた犬は叩け!という姿勢なのだろうか?
しかも、何故、貴乃花親方なんだ?
この情報の出何処が、どこだか知らないが、何だかこれまた嫌〜な感じがするなぁ〜。