「自分が財務大臣にならないで、国家戦略担当大臣のままだったら、もっと地方の声を聞いて・・・」という「ぼやき」をしているという記事が載っていた。
このご仁の総理大臣としての資質は鳩山由紀夫と同じにゼロだなぁ〜。民主党には人材がいないのだろうか?
参院選の敗因が本当に自身の消費税増税発言にあると思っているのだろうか?
以前にも書いたが、確かに、菅首相の消費税増税発言は、「思い付き発言」であって、民主党内で揉んだ話ではないだろうことは明らかだ。鳩山前首相の「普天間発言」と同じ程度の、思い付き発言に過ぎないことが、自身の年収400万円〜200万円まで還付金云々の演説が一日の間にブレまくったことで証明している。
そもそも、消費税を10%に増税するという公約は自民党が先に言い出したことであり、消費税増税が敗因なら、自民党が勝ったのはおかしいだろうに・・・。子供でも判る論理ではないか?
比例区では民主党の票の方が自民党よりも多かったのだから、単純に考えれば1人区に立てた候補者の質が悪かったというべきではないのだろうか?
16日の爆笑問題が司会をするテレビ番組に政治家が出て、視聴者のアンケート結果と自身の考え方が合っているか、いないかという実にくだらない番組があったようだ(風呂屋のサウナの中のテレビだったので合計10分も見ていないから良くは判らないが・・・)。
政治家が一般大衆の意見と同じでどうする!迎合してどうするのだ!同じだから安心だ!とでも思っているのか?
社民党の福島党首には呆れてしまう。
「立場は人を作る」という言葉がある。
いままで経験したことのない立場に立ってみて初めて、その立場にある人の苦労が判って、成長するというような意味だろう。
政治も、長らく自民党が与党で社会党(若しくは民主党)が野党の時代があったから、社会党系の政治家には与党の難しさが理解できずに、何でもかんでも反対!反対!とやっていればよい時代があった。
しかし、去年の秋の政権交代によって民主党が与党になったことによって、与党の難しさを学ぶチャンスが到来したはずなのだ。
それを、アホな鳩山が浮かれてぶち壊したのだ。
福島党首も少しは大臣になって勉強したのかと思ったが、前にも増して馬鹿の一つ覚えの反対!反対!になったようだ。
民主党も、自民党もお互いに立場が変わったのだから、「今までは与党(野党)の大変さが判りませんでした。」と素直に反省して、国民の為の政治をやって欲しいものだ。
それなのに、変なプライドが邪魔をして、失敗を認めずに、言葉で言い繕おうとしている。見ていてガッカリする態度だ。
だから、参院選の敗因もまともに分析できないのだ。まともに分析できないのに有効な対策が取れるはずがないではないか!
もう少し、まともな政治家はいないのかねぇ〜!