«前の日記(■2010-09-14-Tuesday) 最新 次の日記(■2010-09-16-Thursday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-09-15-Wednesday 代表選終了

民主党の代表選が終了し小沢一郎が負けた。

私の予想は、ものの見事に外れたが・・・。

私は小沢一郎も菅直人も二人とも大嫌いな政治家だ。だから、菅直人が勝ったと表現しないのは、どっちが勝ったからとて、結局どっちもどっちだからだ。

投票権を持っている民主党サポーターや地方議会議員は、マスコミの誘導に完全に乗ったように感じる。

マスコミの論調は「政治とカネ」・「首相が1年間に3人」という問題を掲げて、巧みに世論を誘導していた。

そのマスコミに誘導された(投票権を持たない)世論に抗しきれなくてなのか、勝馬に乗ろうとしたのか、国会議員票も菅直人支持が6票差で若干上回った。

蓋を開けてみれば、菅直人側の圧勝のように見えるが、どうも実態は積極的支持ではないようだ。

「より、どちらが悪いのか?」の消極的選択の結果なのではないだろうか?

鈴木宗男の件も、何故このタイミングなのだろうか?という疑問が付きまとう。世論を「政治とカネ」の問題に集めた効果があったろう。またこの鈴木宗男の件と対照的な、厚生労働省の村木局長の件も、タイミングがあまりに良過ぎた。

やはり、「李下に冠を正さず」常日頃からの言動と信頼が、判決に影響していると感じる。

この2件の対照的な判決を見た国民が、「政治とカネ」の問題で、より小沢一郎に嫌悪感を持ったのではないかと思われる。実に巧みな戦略だ。

負けなかったとは言え、菅直人首相には、普天間基地・円高、etc問題山積だ。日本の舵取りをしっかりとやってもらいたいと節に思う。