宝健日用品有限公司(本社・北京)の社員らが、1万人規模で、10月上旬に来日し、5泊6日で日本各地を観光する予定だったが、尖閣諸島問題に対する反日感情の為なのか訪日を中止すると発表したというニュースが流れた。
観光と政治問題を絡めてしまうというのは、いかにも中国的で強権的なやり方である。
1万人も来日すれば、それ相当の金額が日本に落ちることになるのだろうが・・・。
恐らく、中国は菅新内閣の出方を測っているのだろう。
日本の観光関連業者が、この問題で日本政府の対応に変なプレッシャーを掛ける様なことがあってはならない。
政治は政治、観光は観光である。
中国はあれほど広い国土を持ちながら、隙あらば近隣諸国に進出しようと虎視眈々と狙っているようだ。
第二次世界大戦を日本の侵略戦争だなどと良く言えるものだなぁ〜と感じる。
最近、特に大増強している軍事力を背景にしているところが実に厭らしい。
ロシアが北方領土問題で、9月2日を終戦記念日にするなどの行為や、韓国との竹島の問題でも、完全に日本の政府をバカにしているから出来ることだろう。民主党政権は外国にもナメられっぱなしである。
中国もロシアも韓国も国土の拡大というよりも、資源の確保という意味合いが強いのだろう。それだけ、北方領土にしろ、尖閣諸島にしろ竹島にしろ資源が豊富な場所だということではないか。
日本も優しいだけではナメられる。主張すべき所はしっかり主張してもらわなければ、日本という国が消滅してしまうぞ。
新しい菅内閣は、そこら辺をしっかりとしてもらいたいものだ。