13:45帯広空港発の便で羽田経由で伊丹空港に戻る予定なので、それまで十勝帯広の名所を案内したい。
奥様がお花の先生をされておられるというので、花づくしで送ることにした。
まずは、真鍋庭園である。私も真鍋庭園に入るのは25〜6年振りである。昭和60年頃に幸福鉄道の件で十勝に来られていた津川雅彦さんを連れて行った時以来である。樹木を中心とした庭園が見れる場所である。
あのころから見ると、随分と木も成長しているし、整備も行き届いていて、なかなか見応えのある庭園になっていた。これなら観光客も喜ぶだろう。
次に、清川の紫竹ガーデンにお連れした。紫竹さんは、私の父の小学校の同級生で、ラパンの会という兎年の同年会で一緒だったし、妹夫婦の御仲人さんでもある。私と妻の仲人的な役割も果たしてくれた方だ。
丁度入口のところに紫竹さんがおられたので、ご挨拶したら、無料で入園させてくれた。
こちらは花を中心としたガーデニングの見られる場所である。
奥様もこんなに広くて、こんなに花の種類がある場所は初めてと感動していた。
紫竹ガーデンに来るのも20年振りぐらいである。やはり、観光客だけではなく、地元の人間が何度も訪れるような場所にしなければならないだろう。
清川のジンギスカンの白樺の前を通過したので、お昼にジンギスカンでも食べてもらおうかと思ったが、これから飛行機に乗るのに、ジンギスカンの臭いがしたのでは、ちょっとまずかろうと思い直して止めにした。ジンギスカンの最大の弱点は、洋服や髪の毛に臭いが付いてしまうことだろう。
中札内のフロマージュに連れて行き、チーズを試食して、チーズとアイスクリームを購入し、花畑牧場に向かった。
時間が無かったので、サッとだけ見て、六花亭の美術館の前を通って空港に向かう。
これだけでざっと3時間を要する行程だ。十勝には観光的にも素晴らしいものが多いのだが、距離が有り過ぎて、次の場所に行くまでが大変だ。逆に、これが十勝の広大さをアピールすることにもつながるのだが・・・。
途中、途中の観光スポットを開発して、移動時間を短く感じさせる工夫が必要かもしれないなぁ。
なにせ、昨日と今日の2日間で車で走った距離は330キロにも達しているのだから。