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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-09-28-Tuesday 東京①

筑波大学の非常勤講師を務めている。

講義の日程は29日で、時間は12:30〜15:00までの長丁場である。

東京の秋葉原駅からつくば駅までは「つくばエクスプレス」が出来たので快速電車に乗れば45分間で到着するが、帯広空港からでは、朝一番の10:15発の飛行機に乗っても羽田到着が12:00であるから、講義の時間に到着するには、当日出発では到底間に合わないので、前泊する必要があるのだ。

前泊分のホテル代は大学側が出してくれるので、せっかくだから東京であちこち行きたいと思い、朝一番の飛行機で帯広空港を出発した。

天候の関係でいつもの太平洋側のルートではなく、日本海側のルートを取ったから、飛行機は羽田空港に12:30頃に到着した。

つい先日の橋爪先生ではないけれど、当日の講演の日程が入っていると、この程度の遅れでも気になるものだが、前泊だからこの日の内に東京に入っていれば良いと余裕しゃくしゃくである。

モノレールに乗って地下から地上に出たら、前回のルートとは違う景色のところを通過するのでビックリした。国際線の方に繋がったのである。東京は来る度にドンドンと変化している。

まずは、有楽町のビックカメラにあるPINE(ピン)社のカスタムフィッティングに行って、ゴルフのクラブの試し打ちをしようと思った。

去年、25年間使っていたピン社のEYE2から買い換えた同じピン社のアイアンとドライバーのラプチャーシリーズの調子が良いのでフェアウェイウッドも同じシリーズにしようと思ったのである。

いつもは妻に空港まで送迎してもらうのだが、今回は私が自分の車を自分で運転して空港に行って、3日間空港の駐車場に停めておいて、また自分で運転して帰ってくるという予定なのである。

妻が自宅から会社に出勤したのを見計らって、ゴルフクラブを引っ張り出して素振りをしようと思ってゴルフクラブを持ったところに、丁度運悪く妻が何か忘れ物をして自宅に戻って来たのだ。私がゴルフクラブを持っている姿を見た妻は「あなた、まさか東京でゴルフクラブを買うつもりじゃないでしょうね?」と見透かされて、先手を打たれてしまったのだ。「そんな訳ないだろう!」と咄嗟に言ったものの、それでも、何とかごまかして買うつもりでいたのだが・・・。

ビックカメラのPINEのゴルフ売り場に行ったら、何と一昨年発売したばかりのラプチャーシリーズは廃止になったのだという。新しいクラブを試し打ちしたが、まさかこの新しいシリーズでドライバー・フェアウェイウッド・アイアンセットを買って帰ったら妻に何と言われるか判らない(いや、判っている)。

だから、買うのは諦めて、汗だくになって試し打ちだけやって秋葉原にあるレム秋葉原ホテルに向かった。

最近は東京に行ったら、定宿を決めずに、毎度新しいホテルに泊まることにしているので、今回も初めて泊まる新築のホテルである。

シャワーを浴びてから、ホテルの周りをうろついた。秋葉原はこのところ来る度に変化している。

19時には大学時代のマジッククラブの友人と、赤坂見附にあるマジックバーに行く約束をしているから、それまで時間をつぶそうと神田神保町の古本屋街を歩き周ろうと決めた。

秋葉原駅から総武線に乗って御茶ノ水駅で降りて、歩いて小川町の方に歩いて行った。一通りなじみの店を訪ねて歩き、岩波ホールの所から地下鉄半蔵門線で永田町で降りる。地下鉄の地図で見たら半蔵門線の永田町駅と銀座線の赤坂見附駅が繋がって書かれているのでこのルートを選んだのだ。知らないというのは恐ろしいことだ。確かに地下では繋がっているにはいるが・・・。

何と歩いて5分以上も距離が離れているのである。昇って降りてまた昇って降りてを繰り返して。これはインチキだ!

赤坂見附駅で友人の鈴木くんと落ち合い、居酒屋で軽くお腹を満たしてから、マジックバー・サプライズに行った。この店は、プロマジシャンの上口龍生さんが始めた店だ。彼がこの店を始めるちょっと前に、彼が神戸のアマチュアマジシャンでマジック書籍と映像をコレクションしている人と一緒に私の蔵書を帯広まで見にきたことがあるのだ。

サプライズを訪ねるにあたって、彼にメールを打っておいたのだが、彼は今、豪華客船に乗ってマジックを演じているとのことで居ないとのこと。代わりのマジシャンが居るから訪ねて欲しいとのことだったので行くことにしたのである。彼が2回目に帯広に営業に来た時には、私が講演で不在で会えなかったから、すれ違いが多い。

マジックを見ると、血が騒ぐ。

鈴木くんも同様の様子で、結局3時間も楽しんだのだった。