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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-09-29-Wednesday つくば大学

つくば大学で講義をしてきた。

秋葉原駅を10:30発のつくばエクスプレスに乗って行くと11:15につくばに到着する。

講義の担当の斎尾先生が駅まで迎えに来てくれて、まずは院生の運転する車で研究室に入る。

つくば大学は広過ぎて、未だに良く場所の位置が判らない。なにせ縦に4kmもの距離があるのだから。面積では北大・広島大についで日本で3番目に広いそうだが、北大はだだっ広いだけだし、広島大は山だし、つくば大の方が遥かにでかい感じがするのだ。

講義は12:30からだから、お昼を食べませんかと誘われたが、朝食が遅かったので、まだお腹が空いていない。結局食べないまま、講義を始めた。

今回は12:30〜15:00までタップリ150分(2時間半)もある。普段の講演は90分だから、いつもよりユッタリと話たいことが話せる。

講義は14:50に終えたのだが、質疑応答が盛り上がって15:45まで掛かった。

このところ、テレビの討論番組でジックリ話せないイライラが募っていたので、久し振りにスッキリしたが、自分でも良くこんなに話せるものだと驚いてもいる。

終了後に、キャンパスを歩いて案内してもらったが、やはり広い。ギャラリーを観た後は、つくば大学構内を走っている循環バスでつくば駅前に行った。バスが大学の構内を走っているというのもすごいことである。

駅前から歩いて懇親会会場の居酒屋に行く途中に、ムクドリみたいな小さい鳥がものすごい数飛び回っている。すごいなぁと見ていたら、市の職員らしき人、数人が拡声器を使って、鳥の鳴き声というか、警戒音みたいな悲鳴のような音を出しながら、歩き回っている。おそらく、駅前からこの鳥たちを追い出しているのだろう。糞害でもあるのかしらん。

それにしても、不快な音だ。鳥が嫌がる音なのだろうが、人間にも不快な音である。

夜は、7月下旬に帯広を訪ねてくれた島袋さんと本間さん、教授2人と学生4人が加わって居酒屋で懇親会を開いてもらった。

ひとしきり、十勝の観光名所や熱気球や氷の露天風呂などのアトラクションの宣伝をしたら、来年2月に学生が、十勝を訪れると言う。

「歓迎するよ!寒い十勝をタップリ堪能させてあげるから」と言っておいた。私の講演を聴いて、十勝に興味を持ち、十勝を訪ねてくれて、十勝ファンになってくれれば、こんな嬉しいことはない。

講師冥利に尽きる話だ。

この日はしゃべりっぱなしで、喉が痛くなるほどだったが、久し振りにスッキリ感を感じた日でもあった。

懇親会が終了してつくばの駅前のホテルに向かったが、23時だというのに誰も駅前を歩いている人が居ない。

以前に千葉の幕張でも感じたことだが、人工的に造られた街の夜は殺風景で不気味だ。生活感が感じられない街は、温か味が感じられない。

やはり、街は生活感があって、人が行き交う場所が落ち着く。