29日はつくば駅前のホテルに泊まった。
朝食は、ホテルの中にある居酒屋がバイキングをやっている。8:00に行ってみたら、私の左隣の席は中国人と思しき3人組みと、右隣はアラビア人と思しき格好の人と日本人の3人組で、色々な言語が飛び交っていた。さっすがつくばだなぁ、国際的だなぁと感心しながら食事をした。
秋葉原に昼前に到着し、有楽町に向かった。今日は激しく雨が降っているので歩き回る気にはならないから、帝国劇場のミュージカルでも観ようと思ったのである。
エリザベートが掛かっていたが、満席で当日券は売り切れであった。仕方なく映画にでもするかと戻ったのだが、邦画ばかりで洋画が掛かっていない。洋画は既に帯広で観たものばかりだったのだ。
諦めて「十三人の刺客」を観ることにした。
観客は60代以上と思しき高齢の方々ばかりであるが、結構混んでいた。
東京で観ると映画も大画面で迫力があって面白い。
この十三人の刺客はなかなか面白かった。残忍で冷酷なバカ殿をスマップの稲垣吾郎が演じている。
江戸時代の階級社会の矛盾が、現代にも通じるものを感じたのだ。
日本は明治と太平洋戦争後の2回、近代での一からのやり直しで、下層階級が上になるチャンスがあったが、江戸時代の270年間の平和が、固定された階層を作り出し、膠着した世の中を生み出した。その貯まったエネルギーが明治維新を生み出したのではないか。
昭和の経済成長も、戦争の焼け野原からの復興というエネルギーが生み出したのではなかろうか。
戦後65年の平和が、日本人のエネルギーを奪っているようにも感じる。そろそろ、爆発させても良い時期にきているのかも知れない。
それに、しても、民主党政権の対中国の弱腰政策は何たることだろうか?前原も「粛々とやる」とか言っていたくせに、こいつが威勢が良いのはいつも最初だけだなぁ〜。
民主党は外交はダメだとは最初から思っていたが、これほど酷いとは思わなかった。
帰宅してからのテレビのニュースで、菅直人首相が国会で自民党の議員から「衝突のビデオは見たのか?」という質問に対して「見ていない」と答えていたが、見ていないだと!菅直人はバカか?!
一番重要な点だろうが、自分で判断しないでどうするつもりなんだ?
あまりに酷くて論評する気にもならない。