社団法人「柏葉会」の役員会があった。
政府が社団法人の見直しを行っており、有名無実の社団法人を解散させたり、一般社団法人と公益社団法人とに色分けして(一般社団法人になると税率がアップする)、要は税金をそこから徴収しようという腹づもりなのだ。
確かに、日本には、名ばかりの社団法人が多くて税金の軽減措置を受けている団体が多いが、真面目にやっている団体も多い。
今回の法の改正で、手続きにはまことに面倒臭いことが多いのが現状だ。
有名無実の社団法人を洗い出して税金を徴収するよりも、以前にも書いたが、宗教法人団体を見直して、一般法人団体並みに課税すれば、すぐに何兆円という金が国庫に入ってくるだろうと思うのだが・・・。
政治家は宗教団体の票欲しさに動かないだろうし、宗教団体の創価学会が政界では公明党を持っているので、この不安定な政局では公明党の支持が必要だとのことなのだろう。一向にその気配が見えない。
だから宗教団体が怪しげなお金の集め方をしても手出しが出来ないのだ。何だかバカバカしい。
私も趣味のマジックを生かして、教祖様にでもなって新しい宗教団体でも立ち上げようかしら・・・。
同じ、帯広柏葉高校同窓会の新年交礼会(毎年1月の第3土曜日)のパンフレットの広告掲載依頼の文章が4日ほど前に会社に郵送されて来た。
「後日改めてお伺いする」とは書かれているが、同封されているFAXの用紙を見たら、この不況の世の中に文章だけで広告を集めようというつもりなのだろうか?と感じてしまいかねない危険性があるやり方だ。
趣旨文なんて読まない人間が多いのだから・・・。
そうなると、まるで「広告を掲載したければFAXを寄こせ!」とでも言っているかのように勘違いされてしまう可能性が高い。
私も6年前に、交礼会の幹事を担当したが、これは幹事の担当が卒業期の順番で回ってくるシステムになっている。
先輩からは「絶対に企業を担当者が訪問して原稿と集金をする様に」と申し送り事項として厳命されたことだ。
不況が続く中、どの企業も宣伝広告費はなるべく使いたくないのだ。皆、できるなら広告掲載を止めたいと思っているのだが、高校の後輩から「お願いします」と直接に訪問を受けたら断わりにくいのが人情というものだ。
だから、早合点されて、合理的に手紙一枚送って、原稿はFAXでお金は振り込みで、な〜んてやったとしたら、これを機会に止めてしまう企業が増えるだろうことは想像に難くない。
それとも、逆に、丁寧にしたつもりなのだろうか?
だとしたら、一枚目の趣旨文だけを送って、FAXの用紙は同封しない方が良いと感じた。
それとも、いちいち全ての先輩の企業を訪ね歩くのは面倒だから、合理的に郵送だけで、原稿と送金を済ませてくれる企業があれば、それはそれで片づけてしまえ!というのだろうか?
交礼会の目的は先輩と後輩が一堂に会して、親睦を深めるのだから、前段階でコミュニケーションを軽視するような誤解を招く書類の送り方は逆効果だと思う。
誤解される前に32期の幹事は早急に先輩の企業回りをした方が良いと思うよ。