自民党の町村信孝氏(66)が当選した。
菅内閣発足後の初の国政選挙であったが、民主党の新人候補者中前茂之氏(38)は大差で敗れた。
今回の選挙は5区の人達は関心が高いのかと思っていたのだが・・・。
投票率が53.48%で昨年の76.32%を約23%も大幅に下回っている。
これでは無関心というよりも、有権者の政治(家)に対する嫌悪感に近い感情の現れではなかろうか?とも思う。
今朝の北海道新聞の朝刊の1面にはこの記事の横に「鳩山元首相がハノイで引退を撤回」という記事が載っていた。
「このままでは民主党がダメになってしまうから・・・」。ということらしい。
鳩山由紀夫という人は何とも空気の読めないご仁だ。空気を読む必要のない育てられ方をしたからだろうが、あまりにもヒドイ。
今回の民主党惨敗の最大の功労者(責任者)は鳩山由紀夫ではないのか?
国民の中で鳩山由紀夫に、民主党を何とかして欲しいとか、政治を何とかして欲しいとかと考えている人間はほとんど居ないだろうと思うのだが・・・。
民主党には期待が大きかっただけに、その反動も大きい。
特に最近の菅直人首相は一体何がやりたいのかサッパリ判らない。仙谷官房長官の影に隠れてしまって、どちらが首相なのかも判らないような状態である。
菅伸子夫人が書いた「アナタが首相になって何が変わるの?」という本が出版されたが、まさしく何が変わるの?と国民が問いたい気分だろう。
今回の道5区の選挙結果も自民党が勝ったとか、町村氏が勝ったとかの次元ではなく。民主党が勝手に自滅して負けただけにしか見えない。
もう少しまともな政治家っていないのだろうかねぇ〜。