まずは尖閣諸島沖の中国漁船衝突のビデオを7分間に編集して一部の国会議員に見せたこと。
政府のやることなすこと皆、後手後手に回っているようだ。この公開にはいくつかの問題点を感じる。
①何故に昨日11月1日だったのか?
②何故に7分間に編集したのか?
③何故に一部の国会議員だけに公開したのか?
①に関しては遅すぎる!何故にすぐに公開しなかったのか、そして何故にこの時期に公開するのか、まるでその意図が理解できない
②に関しては編集してはイケナイだろう!公開するならまず全編を公開するべきで、全編を公開した後に見易く編集するべきだ。でなければ中国側が言うように改竄している可能性を怪しまれてしまうからだ。
③に関しては世界に向けて発信するべきだ。
こんな馬鹿なことばかりやっているから、世界中からナメラレル。
ロシアのメドベージェフ大統領がロシア首脳として初めて北方領土を視察した行為も、日本をナメキッテいるからやった行為だろう。
前原誠司外相も最初だけは威勢が良い発言を簡単にするが、外交は正論だけでは出来ないだろうに・・・。
もう少し考えてから発言しなければ日本の国益は台無しになってしまう。
TPPへの参加表明を閣議決定で行おうとしている姿勢も疑問だ。
この国の将来の在るべき姿をシッカリ考えもしないで、場当たり的に対応しては禍根を残すことになる。
私見だが、黙っていても早晩日本の工業系の企業(いわゆるメーカー)は安い賃金を求めて海外に出ていくことになるだろう。今回TPPに参加して輸出企業の言うことをきいても多少の流出を抑える効果しか期待できないと思う。それよりも、これを機会に今までの農業を劇的に変えて、世界と渡り合えるような農業に変身させることを考えるべき時だろうと考える。
昨晩のテレビのWBSでは「蕎麦」の値段が高騰しているというニュースが流れた。ロシアが干ばつで蕎麦(ロシア人はソバをクレープみたいにして沢山食べるらしい)の出来が悪く、中国から大量に買い付けた為に日本への輸出量が減っているとのことらしい。これくらいのことで食料調達が難しくなるのだから、食料は戦略物資である。金だけで解決は出来ないだろう。
今回のような拙速な対応では、結局は二兎を追う者は一兎をも得ずになりかねない。
いよいよ民主党には政権を任せられないと感じるようになった。
裁判員裁判で初の死刑判決かと注目を集めた「耳かき店員殺害事件」の裁判であったが、結局、無期懲役刑になった。
この件に関してのテレビの番組のコメンテーターの発言は私には理解出来ない発言ばかりだ。
まずは、死刑は絶対に必要な刑だと思う。人権派を気取る連中は死刑は野蛮だとか、国家が人を殺して良いのかという意見を述べていたが・・・。
だが、そもそも、殺人を犯した人間は、殺した人間の人権を無視したから殺したのであろう。そんな人間の人権を尊重するという意見そのものがオカシイ。
それまで真面目に働いていたとか、反省しているとか、言うが、真面目であろうがなかろうが、反省していようが、なかろうが、死んだ人間は帰って来ないのだ。
自分勝手な理屈で他人の命を殺めたのなら、自分の命で償うのが当たり前である。
そして、この裁判員制度が問題だ!
私はこの制度が始まる前から苦言を呈してきたが、この制度は即刻廃止するべきだ。
ド素人の一般人が人を裁くことに問題があるし、そのド素人が死刑を求刑したら一生トラウマになってしまうだろう。
そもそも、自ら望んで裁判官になった人間とは違って、裁判員は一般市民から抽選で選ばれるシステムなのだから、望んでいない、いやむしろ嫌だという人間までが裁判員になるかもしれないのだ。そんな人が死刑判決など求刑できる訳がない。
真偽のほどがまだ不明とのことだが、警視庁のテロ組織情報提供者のリストがインターネット上に流れたというニュースもあった。
もし、これが本モノの情報だったら、大問題だ。情報提供者の氏名が判明してしまえば、命の危険があるのだから、今後誰も情報提供する人間は居なくなるだろう。なんというアホな情報管理体制なのだろうか。
まったく日本という国はどこに向かって行こうというのか、私にはサッパリ理解できないことばかりだ。