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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-11-11-Thursday 青年会議所

9日夜の、帯広青年会議所(JC)

現役の例会に講師として呼ばれた。

十勝総合振興局の竹林孝局長と私の対談形式での例会で、司会は火ノ川理事長である。

今年の委員会の活動報告の後に、2人が感想やら、JCへの期待などを話すのである。

最近の若者のコンピュータの使い方は実に上手い。

パワーポイントの使いこなし方が見事だ。プレゼン能力は我々が現役の頃とは比べようもないくらいに、コンテンツが発達しているから、映像を巧みに使っていて判り易い。その点では素晴らしいと思う。

我々が現役の頃と現在との大きな違いは人数の差である。

最大187名のメンバーがいたが、現在は84名。100名以上も減っている。

かつては、委員会数もたくさんあった。JCの活動は「地域開発系」と「指導力開発系」が両輪で、その他に「政策系」という将来構想を考える部門があった。

人数が減ってくると「運営系」の委員会に人が取られ、実際に活動する部門の委員会が作れなくなってくる。

そこがネックだ。

本を読んだり、人に会って話を聞いたり、自分たちで討論し合ったりという作業が本当の勉強になるのである。

「国際環境大学構想プロジェクト」はまさに政策系の委員会が発端であった。

会員数が劇的に増える要素も少ないから、組織を大胆に再構築する必要があるだろう。

私は青年会議所に入会したおかげで「まちづくり」に目覚めた部分が大であると思っている。事実、十勝環境ラボラトリー(TKL)もJC活動の延長から派生したものだし、更にそのTKLから派生した「北の屋台」もそうである。

もし、JCに入会していなければ「北の屋台」は存在しなかったかもしれない。

十勝・帯広で暮らしたことのないコンサルタントに高額な報酬を払って作ってもらったプランが現実化したことは、いまだかつてない。

十勝で生活する人間が、勉強して、そして作ったプランを実行するのが地域にとっても望ましいだろう。

それを担うにはJCという組織は必要だ。これからも高い志を持って活動を続けていって欲しいと思う。

例会終了後に、現役メンバーと一緒に酒を飲んだが、50歳を過ぎると身体がついていかない。11:30には帰宅した。もはや12時過ぎて酒を飲めなくなってしまった。

自分ではまだまだ若いつもりでいたが・・・。