経済産業省が福岡・大阪・東京・仙台の4都市で開催する「平成22年度 中心市街地活性化シンポジューム 身近なところからはじまるまちづくり〜地域の強みの再発見〜」の仙台会場での講師としてである。
11:30に会場に集合して打ち合わせをしなければならない。この時間だと前日に仙台入りしておかなければ間に合わないのだ。
24時間前の14日の日曜日の11:35に帯広駅を出発し13:46に新千歳空港着、新千歳空港を14:45発の飛行機で15:55仙台空港着、仙台空港から空港アクセス線で仙台駅に17:04に到着した。この鉄路で空港と駅が繋がったことで仙台空港はとても便利になった。以前はバスで行くしかなかったからだ。
駅前の東欧をモチーフにした洒落たホテルモントレ仙台でチェックインした後、繁華街の国分町まで歩いていく。一人で旅行すると、夕食を取る店にはいつも困るのだ。
仙台は活気がある。駅前から国分町までの間に空き店舗など無いような感じだ。東北地方での一人勝ち状態だ。
高速道路や新幹線などの交通網が整備されると大きな都市に集中してしまう。私はいまだかつて、交通網が整備されて便利になって小都市が大都市から人を惹き付けて栄えた例を知らない。
帯広も高速道路が札幌と繋がったら、札幌に人が吸収されてしまうだろう。
日曜日ということもあって、目当ての店が休みである。仕方なく別な道を歩いて駅まで戻り、駅の地下で寿司屋に入ってカウンターで食べた。一人で食事するには駅などの店の方が入り易いのである。
お酒を飲みに行くのも先ほど行った国分町の店には一人では入りにくいから、コンビニで買ってホテルに戻った。
ホテルの最上階に大浴場があるというので、そこに行って1時間ほどユッタリと風呂に入り、風呂上りのビールを飲んでから、部屋に戻り、テレビを見ながら一人寂しくお酒を飲んで早目に寝た。
一人旅というのはつまらないものだ。