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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-11-23-Tuesday 砲撃

23日夕方3時半頃のテレビで

韓国軍の統合参謀本部によると、23日午後2時半ごろ、韓国西方の黄海に浮かぶ延坪島に数十発の砲弾が着弾した。韓国軍は対岸にある北朝鮮黄海南道(ファンヘナムド)の海岸砲基地からの砲撃とみて、対応射撃をした。韓国軍全軍が非常事態体制に入っているというニュースが流れた。

延坪島では民家が燃えているというし、まだ、北朝鮮と韓国軍が砲撃しあっているというのだ。

北朝鮮が韓国軍の軍事演習を止めるようにと警告していたらしいというのだが、それにしても民家に向かって砲撃するとは何とも乱暴な行為だ。

北朝鮮は、金日成から金正日への前回の世襲が決まった頃の、1983年10月9日にビルマで、ラングーン爆弾テロ事件を起こしている(と言われている)。この時のアウンサン廟(殉難者廟)で起った爆弾テロ事件は、辛くも韓国の全斗煥大統領夫妻は難を逃れたが、韓国政府要人やビルマ閣僚も含む多数の死者をだす世界を揺るがす大事件となったテロ事件だ。

金正日に対する忠誠心を見せる為に、一部の狂信的な人間が犯行に及んだらしいと言われていたが・・・。

事実だとしたら、とんでもない国家だが、今回の事件もその時の状況に極めて似ているのではなかろうか。

また、1987年11月29日には、ソウルオリンピックの開催阻止を目的としたと言われている大韓航空機を爆破した事件があった。これも北朝鮮は認めていないが、金賢姫が北朝鮮の工作員で自白しているのだから北朝鮮がやったのであろうことはほぼ間違いないだろう。

アメリカに対するウランの濃縮装置を見せる「瀬戸際外交」といい、今回の砲撃といい、かなり追い詰められているのかもしれないし、軍部の上層部のコントロールが利かなくなっているのかもしれない。

金正日の息子のキム・ジョンウンへの忠誠心を見せようという輩が暴走している可能性がある。

そうなると日本の政府が弱腰だと見て、日本に向けてミサイルを撃って来る可能性だってある。

日本政府よ!今度はキチンと毅然たる対応をして、日本にミサイルを撃ってくるようなことはさせるなよ。

北朝鮮がヤケのやんぱちにならなければ良いのだが。