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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-12-05-Sunday 千葉

3日の大嵐の中、

千葉市に行って来た。

4日の昼から行われる大学の後輩の結婚式に出席する為である。昼からの結婚式に出席するには前泊をしなければ間に合わないのだ。

かといって前日に行って、一人で千葉をブラら付いてもしょうがない。偶然、去年の今頃千葉大学の教授に呼ばれて講演したのが千葉市であり、泊まったホテルが今回の後輩の結婚式会場であったので、千葉大の教授に3日の夕方に千葉市に行く旨をメールで伝えたら、是非、勉強会と懇親会をやりましょうと誘ってくれたので幸いであった。

3日は帯広も朝から大荒れで、家を出る時には濃霧で途中から大雨と強風になってきた。帯広空港を50分ほど遅れて出発し、羽田でも10分ほど遅れた。空港のテレビで新幹線も強風で止まっているという。15:30に千葉市のホテルのロビーで待ち合わせしているので、昼食を取らずにまっすぐに千葉市に向かい無事時間前に到着した。

千葉市は風は強かったが気温は24℃もあって、冬支度で出かけた私はホテルのフロントに到着した時には汗だくであった。

16:00〜18:00まで千葉市のNPOの方々とまちづくりの勉強会をして18:00〜21:00まで場所を替えて天ぷら屋さんで懇親会をした。一人で夕食を取ることほど寂しいことはないから、こういう懇親会は大歓迎だ。

21:30にホテルの部屋に戻ったら、後輩(明日の新郎)から電話が入って一緒に飲みましょうという。後輩といっても1年後輩だから52歳で、しかも初婚である。彼は一生結婚しないものだと思っていたから・・・。

再び、市内の居酒屋で新婦と新郎と一緒に三人で飲み始めた。

新郎から明日の披露宴でマジックを演じて欲しいという依頼があったが、北海道から大きな道具を持って行く訳にもいかないので誰か別の人に頼んでくれと言ったのだ。何せ、大学のマジッククラブのメンバーが15名も出席するというのだから・・・。

だが、他のメンバーは卒業してからはマジックはほとんどやっていないというのだ。

何を演じようかと新郎に聞いたら、師のジミー忍の13回忌で私が演じたロープのマジックが良いと言う。

私は「ロープマジックは、ハサミでロープを切ったり、元に戻したりを連続する演目だから結婚式には合わない演目だから他のものを」と言ったのだが、新郎がどうしてもというリクエストをする。

「ハサミは飛行機に持ち込めないからダメだ」と再度断ったのだがハサミは用意するからやってくれとせがむので渋々承諾したのだ。

この居酒屋に着くなり、いきなり新郎がハサミを2丁差し出す、刃が長いのと短いのの2丁だ。

この日、新婦に初めてお会いしたので、その旨を伝えたら、「私も見たいし気にしないからやって欲しい」というので新郎新婦が良いと言うならと演じることにしたのである。

テレビを見たら、東北新幹線の開通式の模様が映っていたが、お祝い事に「テープカット」というのもあるからまぁいいか。

この日は、この居酒屋の後ホテルに戻ろうと私が言ったのに、もう一軒馴染みの寿司屋に付き合って欲しいと言う。結局12時まで飲み続けてしまった。明日の結婚式は大丈夫なのだろうか?

4日は13:30から披露宴が始まる。続々と同窓生が集まって来た。100名ほどの本州にしたら大きな祝宴だ。宴もたけなわになり、私のマジックの出番である。私がロープとハサミを持って登壇したら、私の席の先輩と同輩の顔色が変わってきた。かなり慌てている。事情を知らないから、私がトンデモナイ非常識な男だと思ったのだろう。

終演後「ロープマジックは結婚式ではご法度だぞ」と真っ青な顔で私に言うのだ。事情を説明したが、新郎新婦は承知していても親族や出席者はその事情を知らないのだから説明しなきゃ、と言うのだ。そう言われればその通りだなぁと思ったが後の祭りである。

2次会で説明することにしたが、その場にはそんなことを気にする人も知っている人もいない。

あっちゃ〜、これで新郎新婦の関係者には顰蹙をかったかなぁ〜。演じる前に説明すれば良かったなぁ〜。

2次会の後、3次会、4次会まで付き合った。ホテルに到着したのは12時過ぎ、昼の13:30の乾杯から延々と11時間も酒を飲み続けるのも結構きついものだ。

5日は、以前に講演した館山青年会議所のメンバーと一緒に館山カントリークラブでゴルフだ。ホテルに6:20に迎えに来てくれる。朝から晴天で無風の絶好のゴルフ日和である。

初めてプレーするコースであるが、景色も素晴らしい。久し振りのゴルフであったが中39・東42で回わり大満足である。

帰りは羽田まで車で送ってもらい帯広に戻ってきた。内容の濃い3日間であった。