夕方に凍結してしまった。
W杯を見に行く頃だから午前11時頃からパラパラと降り始めた粉雪が、昼過ぎ頃からミゾレ混じりの雪になった。
この時期のミゾレだから、すぐに融けると思って、除雪もせずにそのままにしておいたら、夕方から冷え込んできて路面が凍結してしまったようだ。
除雪をして道路のアスファルト路面を表面に出しておけば、通常であれば、太陽の熱で路面がすっかり乾いてしまうのであるが、水分を含んだミゾレだから気温が高いのだろう。だからそのままでも自然に融けると思い込んで、除雪をせずにおいたのだ。
だが、この日は気温が低かったのか、全く融けずにアスファルトにへばり付くようにピッタリと凍りついてしまったのである。
こうなると厄介である。
スコップでも剥がれない。ノミかカンナのような鋭い刃でもなければ削れないように路面にへばり付いているのだ。
裏の家に住んでいる母が、毎晩夕食時に我が家に来るのだが、この通路がツルツルになってしまった。
年寄りに転ばれて骨折でもされたら大変だが、どうすることも出来ない。せいぜいが砂を撒く程度である。
ここ最近の異常気象で、冬に雨が降ることが多くなった。
冬の雨は困りものだ。降った翌朝に冷え込んだりしたら、路面はスケートリンク状と化す。歩くよりも滑っていく方が楽なくらいだ。
我が家の前の歩道は、車道までの間が急な坂になっているので非常に危険なのだ。ここで何度も転んでいる。だからいつもはすぐに除雪するのだ。
今回のミゾレは判断を誤ってしまった。後は太陽の熱で融けるのを待つしかない。ここ2,3日は用心して歩かなくてはならない。