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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-01-07-Friday 正直者はバカをみる?

昨日に引き続き冬道の疑問

帯広市内の道路はクリスマス頃に降った大雪と、その後の大寒波で、スケートリンクのようにツルツル、テカテカである。

中心街の道路もロードヒーティングを敷設してあるのは、西2条通・西銀座通・西1条通・名門通といずれも南北の道路だけである。9丁目線(アッピア通)はロードヒーティングが敷設されていない。

街を歩くには面として東西南北の歩道の氷が解けていなければ意味を成さない。直線だけでは歩き回るのは難しいのだが、東西の歩道がツルツルでは返って危険が増すのではないだろうか。

しかも、この9丁目線に面して商売しているコンビニは、自分の店の前の駐車場しか除雪せず、歩道は除雪もしないでツルツルのまま放置しているし、NCの駐車場も同様だ。この駐車場前にはバス停があるのに、乗降客のことは考慮に入れていないのであろうか?

9丁目線の商店街は改装する際に費用の面からロードヒーティングを敷設することを断念した。ロードヒーティングは敷設に掛かる費用も膨大だが、その後の電気代やガス代や補修費もバカにならない金額の負担があるからだ。組合員が減少している状態では維持が無理だと判断したのだろう。確かに施設する際には行政などからの補助金も出るが、その後の維持費の負担の方が遥かに多いのだ。

しかし、市民の為に、冬でも安全に歩きやすい街にする為には必要な施設だということで各商店街は負担をして施設してきた。だが、商店街が段々と歯抜け状態になり、電気代などを負担しない地主も現れて来た。今後はロードヒーティングが故障しても直せない商店街も出てくるだろう。

昨日の我が社に起こった漏水事故の事を思ったら、ロードヒーティングは諸刃の剣だろう。ロードヒーティングだけでなく歩道に埋設されている他の施設の維持にまで余計な手間と費用が掛かることになるからだ。

人口が減少し、老人が増える帯広市は、今後、街はどうあるべきかを真剣に考えなければならない。その時期はすでに大幅に過ぎていると思うのだが・・・。