私たちの頃は1月15日であったから何だかピンとこないなぁ〜。
私は東京の大学に行っていたから、成人式には参加していないが、帯広市は更に1日早めて昨日の日曜日に開催したという。札幌や東京などの大学に行っている学生などの為に、帰省中に参加できるように配慮したのだそうだ。
でも、祝日って意味があってこの日に制定したものだろうに、そんな理由で変えるというのも何だか厳かさに欠けるようにも感じるなぁ。合理的といえば合理的なんだろうけど・・・。
我が家の三人の子どもたちは去年、末の息子が成人したから、一応、親としての務めは果たしたかな?
今年の成人は全国で約124万人で、遂に全人口の1%を切ったという。少子化の表れであろう。彼等が覇気が無いと言われるのも、日本に明るい未来が感じられないのだろうから無理からぬことだと同情したくもなる。
人口の塊である、団塊の世代が今、年齢では65歳頃になっている。後15年もしたらこの団塊の世代が皆80歳台になるわけだ。そのまま全員が生きて居る訳ではないだろうが、そう極端に一遍に死ぬということもなさそうだ。そうなれば、現在の制度なら、今年の成人が35歳前後だから一番の働き盛りになるが、自分達の収入の多くは老人の為の社会保障費に持っていかれてしまうだろう。
この団塊の世代がまだまだ働ける俺たちはまだ若いと頑張っていたら、今年成人の連中の働き口が減る。職にも就けなくて、将来は老人の面倒は見ろよというのは、あまりに酷だ。これでは未来に希望が持てなくて当たり前である。草食系などと揶揄することはできない。
政治が緊急にやるべきことは、若者に明るい未来予想図を描いてみせることだろう。