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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-01-12-Wednesday 魔術師

昨日の続きで

ヤフーのインターネットオークションで「魔術」というキーワードで本を探したら「魔術師ヒトラー(J・H・ブレナン著1974年大陸書房刊)」「魔術師ヒトラー(神代康隆著1993年学習研究社刊)」「黒魔術師ヒトラー(J・サスター著1984年徳間書店刊)」「黒魔術の帝国(M・フィッツジェラルド著1992年徳間書店刊)」という本がヒットしてきた。

ナチス・ドイツのヒトラーといえば、C・チャプリンの「独裁者」という映画のイメージや、テレビ等で、髪を振り乱して拳骨で机を叩きながら演説する滑稽な姿などが頭に浮かんで来る。

狂気の独裁者というイメージである。

その人物に「魔術師」の冠を付けた本が3冊もあることに興味を持って入札したのだ。

冴えない画家志望の落ちこぼれで引きこもりの青年が変身して、何故にドイツ国民から圧倒的な支持を得られたのか?なにせ彼はクーデターではなく(実際にはクーデターは試みたが失敗して投獄され、獄中で我が闘争を書いた)選挙によって選ばれたのだから。

ヒトラーは決してハンサムではないし、恰好も良い訳ではないのに、ドイツの女性は、アイドル歌手を追っかけるように熱狂的に支持したというから不思議だ。一体何がそうさせたのか?

映画「インディージョーンズ」の第一作では、ヒトラーはモーゼの十戒の刻まれた石を収めているといわれる「聖櫃」を獲得しようとする、かなりオカルトっぽい設定であったから「黒魔術の帝国(第二次世界大戦はオカルト戦争だった)」も面白そうだ、「鉤十字」の形も卍の反対だし、これは読んでみたくなる題材である。

まだどれもほとんど読んでいないが、オリンピックを現代の様に変えたのはベルリンオリンピックからだし、国民車フォルクスワーゲンや高速道路アウトバーン、機能性よりも格好良さを追求した軍服のデザイン、シンボルの使い方、演出など、興味深いことだらけだ。

ベルリンオリンピックのドキュメンタリー映画をレニ・リーフェンシュタールという女性監督に撮らせたが、この映画も素晴らしい。

私は、先入観で、ヒトラーよりも宣伝相ゲッペルスの方がすごく優秀で、ゲッペルスが監督で、その演出でヒトラーは演技する俳優だと思っていたのだが、どうやらこの認識は誤りのようである。

ヒトラーは悪魔に魂を売り渡し、悪魔に対する捧げものとしてユダヤ人を虐殺したのかもしれない。

小泉純一郎元首相の言動がヒトラーの民衆扇動法を参考にしているのではないかとふと感じた。

早急にこれらの本を読んで研究し、近々感想をこのブログに載せたいと思う。