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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-01-14-Friday 徒歩で

今朝は妻が用事があると

早朝から車で出掛けたので、久し振りに徒歩で会社に出勤した。

帯広は1月4日から10日間連続で真冬日(最高気温がマイナスの日)である。11日は最低気温が−16℃、12日は−19℃であった。さすがに−15℃を越えると寒さが厳しい。寒いというよりも痛いという感じになるし、鼻の中が凍るようで呼吸がしずらくなる。

今朝の気温は−10℃くらいか?風がまったく無いので辛くはない。風速1メートルで体感温度が1℃下がると言われているから、無風だとまだシノギ易いのだ。

体感温度というのは相対的なもので、前日が−19℃もの寒さだと、今日の−10℃を温かいと感じるのだから人間の感覚とは不思議なものだ。

一昨日雪が10㎝ほど降ったばかりである。−15℃以下の気温の時に降る雪は固まらない、いわゆる粉雪というやつである。雪の上を歩くとキュッキュッと雪が締まる音がする。鳴り砂ならぬ鳴り雪だ。この雪道を成り行きで歩いて通勤しているナ〜ンてね。

自宅から会社までの距離はおよそ1㎞だからゆっくり歩いて12分程度である。途中、ちょうど中間地点に帯広駅があるので構内を通ってくれば暖も取れるのだ。

途中の歩道はほぼ除雪がされていた。一部、シャッターが下りている店舗の前を除いては。

一昨日の雪が降る前に降ったのは、12月23日に降ったきりだったと思う。その時に降った雪は一昨日の粉雪とは違って、みぞれ交じりだったから、その後の寒波で凍ってしまった。その後一昨日まで雪が降らないから除雪車も出動しない。だから歩道も車道も圧雪された雪が凍ってスケートリンク並みにツルツルで光っていたくらいだ。

札幌から来た親類が、帯広の人って良くこんなスケートリンクみたいな道路を歩けるわね。と言っていたくらいなのである。

今朝は午前9時の駅前の温度計が−9℃を差していた。耳かけをしないで歩いていたので、さすがに耳が冷たくて痛い。

横断歩道で何度か滑って転びそうになった。歩道よりも横断歩道の方が滑るのである。自動車のタイヤがスパイクからスタッドレスに替って、横断歩道付近で自動車が停止、発進する度に、路面をタイヤで鏡面を磨くようにピカピカにするから、横断歩道が一番滑るというオカシナ現象が起きる。

私でさえ転びそうになるのだから、老人は怖くて歩けないというのも分かる。

冬道を歩いて通勤しただけでこんな感想を持ったのであった。