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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-02-06-Sunday 北の屋台はオカシイ

3月14日から北の屋台の

第4期が始まる予定とのことだが、またまたオカシナ話が伝わって来た。

3日に組合事務所で開催された、第4期の場所と店舗名が発表された店主との会議の席上で、今回の入れ替え時(3月初旬)に、かなり大掛かりな改修工事を行うことが、これまた唐突に発表されたとのことである。

建設時にお世話になった宮坂建設さんに依頼して工事を行うのだそうだ。

そこで、私の本業である不動産賃貸業に関わるものとして一言意見を言わせてもらう。

建物の本体(屋根・壁・柱など)に係る改修工事の費用負担責任は、大家たる組合にあるのが基本だ。つまり、大家は普段、店子から頂いている家賃を貯めておいて、改修費用に充てるのである。その為の家賃なのだから当然だ。私は北の屋台に700万円の定期預金を残して卒業したのだから、そのお金を使えば十分に改修費用ぐらいは捻出できるだろう。

組合は昨年8月から、第4期の募集を行っていたという、その募集要項に第4期の諸経費つまり家賃・共益費などの金額が当然ながら、明記されているはずだ。そうでなければ、店子側にしても、月々いくら掛るか分からずに経営計画など立てられないし、金融機関だって資金を貸してはくれないだろう。

その契約した金額を、出店が決まったその日に、家賃の増額を一方的に言うなんていうのは、言葉は悪いが詐欺である。

もう止めるに止められない状態になった時期の店主らに「金額の変更が嫌なら契約を止めても良いですよ」なんていうのはヤクザのやり口よりも汚い。

事務局がキチンと仕事をしているなら、屋台の状態を常に見て歩いて把握しているのは当然のことで、そろそろ改修工事が必要だなぐらいのことは分からなければならないだろう。当然、今回の様な入れ替え時にしか大きな改修工事は出来ないのだから、事前に見積もりを取っておいて、掛る改修費用等を計算しておいて、組合がその掛る費用を金融機関から融資を受けて行うべきものである。

百歩も千歩も譲って、もし仮に、金融機関からの融資だけで足りなければ、その分を家賃の増額として店子さんに負担してもらうこともありえるだろう。だが、それは、申し込み時に、「第4期は、これこれこう云う工事に費用が掛りますので、家賃は○○円に増額します。それで了解して頂ければ、お申込み下さい」と言うのが真っ当な商売というものではないのだろうか?

契約を止めたくても止められない時期まで、そんな事は一切言わないで引っ張っておいて、1ヶ月も残っていない時期にそんなことをいうのは、誰が考えても常識外、ルール違反である。

北の屋台は補助金を受けてスタートした事業であり、云わば公的な役割を持った事業である。半端じゃない高額の給料を貰っている理事者は、キチンとその給料分の仕事らしい仕事をしなければ給料泥棒と言われても仕方ないだろう。