ことをこのブログに書いてきたのは、北の屋台の行く末を心配している関係者や数店の善良な屋台店主らからの相談を受けてた為だ。
北の屋台の理念のひとつには「弱者救済」というものがある。自分の店をいきなり持てない経済的弱者に北の屋台という場所と機会を提供して勉強してもらい、やがて独立を果たしてもらうという理念だ。
それが、最近の屋台は、逆にその弱者をいじめて搾取しているかのように、私には感じられるので、元の健全な状態に戻したいと願ってのことなのである。
将来的に、街中に出店しようという店主らに対して、組合は、商売のやり方は勿論のこと、店舗賃貸借契約などの結び方や留意点など法律上の諸々を指導する立場にあるはずだ。
店主には独立して自分の店を持つ為の総合的な勉強を北の屋台でしてもらうことが目的のはずではないのか?
それを、指導するどころか、逆にその無知(指導していない)に付け込んで、「嫌なら出ていけ!」という恫喝で、店主からの質問すら受け付けないという組合の姿勢は明らかにオカシイだろう。理念に反した行為である。
Kは店主に対してはモノを言わせない独裁体制を敷き、理事者らには、適当な報告で済ませているうちに、段々と自分の事を王様にでも成ったかの様に錯覚を起こしているのかもしれない。
そういえば、Kは「ホウ・レン・ソウ」が出来ない男であったことを思い出した。「ホウ(報告)、レン(連絡)、ソウ(相談)」は組織を運営していく中で、意識を共有していく為に重要な事項だ。
現在の北の屋台では、理事会もまともに開催されていないのではなかろうかと思う。開かれていたとしても、キチンとした報告が為されているのか甚だ疑問に感じる。
Kと違って、他の理事者は無給の(たぶん)ボランティアであり、それぞれ自分の仕事を持っているから、北の屋台の専属で高額な給料を取っているKに全部任せっ切りなのだろう。
だが理事者も知らなかったでは済まない。
今回、まちづくり会社「まちづくり元気おびひろ(藤本長章社長)」によって(かつて第2期で組合が行った)起業塾と同じ様な事業が始まる。組合にお金があれば自ら行うべき事業だが、どうやら組合にはお金が無いようだから、外部のまちづくり会社に金銭的に依存したのだろう。
恐らくkは「必ず儲かりますから、全部、私に任せて下さい。」とでも言ったのだろうが、まちづくり会社は、お金だけ出してKに任せるようなことがあってはいけない。逆に、外部監査員になったつもりでシッカリと北の屋台の監視をするぐらいでなければならないと思う。
このことがキッカケになって北の屋台に健全性が戻ることを祈る。