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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-02-26-Saturday 座談会・NZ

24日は札幌で

雑誌の座談会があった。

「北海道市町村職員向け政策情報誌プラクティス」の第6号の特集「まちのセールスマンになる」の座談会が札幌京王プラザホテルで行われた。

コーディネーターは北海道大学観光学高等研究センターの臼井冬彦得任教授、パネラーに釧路市産業振興部観光振興室の渡部港吾室長補佐、同じく長沼町産業振興課の山科隆男課長、そして私の4人による座談会である。

前日に、右足首が痛くて歩けない状態だったので、札幌駅から会場の京王プラザまでの距離は500m程度なのにタクシーで移動しなければならないかと思っていた。まだ若い中年男性が、わずかワンメーターで駅待ちのタクシーに乗ったら顰蹙ものだと考えていたのだが・・・。

医者は嫌いだが、でもやはり医者はスゴイ! 言われた通りに、本当に1日で完全に治ってしまった。朝起きたら、まるで普段と同じ状態に戻っていたのである。

お陰で、歩いて会場まで行くことができた。

座談会の内容は後日、雑誌で紹介されるので、サラッとだけ書けば「まちのセールスマン」というのは意図しなくても、自分が楽しいと思うことや、物語性、蘊蓄があることなどは、自然に人々が口伝えにして広めてくれる。それを後追いでメディアが報道してくれるのでは・・・。

というような話であった。

25日は気温が5℃と高く、昨晩の雨で、雪がスッカリ融けた。例年よりも1ヶ月ほども早く路面が表出したように感じる。これも温暖化の影響なのか?

ニュージーランド(NZ)の地震の被害が大きいようで心配だ。一人でも多くの方が救助されることを祈るばかりだ。

日本人がNZに3000人も行っているとは知らなかった。今、NZは語学留学の人気の場所なのだという。

私は大学1年生の1976(昭和51)年の7月末〜9月初旬までの夏休み期間の35日間ほど、NZにライオンズクラブの交換留学生として行っていた経験がある。当時はまだNZとの直行便もない時代で、私たちが第1回目の交換留学生であった。

私が行ったのは北島だけだったが、南島のクライストチャーチは一緒に帯広から派遣された笹川君が行った場所である。

私は英語は元々不得手であったが、最初に派遣された北島の一番西側の街、ニュープリマスの受け入れ家庭に入った時には愕然とした。NZ人の会話がまるでチンプンカンプンで、一言も聞きとれないのだ。

NZは母音の発音がイギリス英語と異なる。aを「アイ」、eを「エー」、iを「イー」と発音するのだ。

日本で言えば、かなり、なまりのキツイ東北に行った様な状態なのだ。

1ヶ月間、日本人とほとんど合わずに一人だけでホームステイしていたから、帰る頃にはそこそこの会話が出来るようになっていたが・・・。

帰国後、得意がって外人と話したら「お前の英語は訛っている」と言われて恥ずかしくなって以来、逆に話せなくなってしまった経験がある。

それが、いまや外国語研修留学の人気の場所だというから驚きだ。

NZが地震が多いというのは知らなかった。ニュースでみると南島の真ん中を活断層が走っているようだ。でも北島では地震の話は聞かなかった。北島ではあまり地震がないのかもしれない。

地球のあちこちで、火山の噴火や地震や洪水などの被害や、紛争などが起きている。日本の自宅に居ても、安心できないのだから、災害に合うことは避けられないのかもしれないが・・・、

日本のテレビ局は日本人が犠牲になっている可能性があると連日そればかり報道するし、もっと大きな災害が起きても、日本人が関係していなければ実にアッサリと報道をしない傾向にある。

報道なんだか、視聴率稼ぎなのか、何だか良く判らなくなるなぁ〜。

遠い外国で災害に巻き込まれると、日本に居る家族の心配は大きい。だが、そんな時にすぐに現地に家族が飛んで行ける国は、日本ぐらいらしい。なかなかよその国では、そんなことは出来ないようだ。

日本に暮らしている有難味を、日本人はもっと理解した方が良いと思う。