新横浜スケートセンターに於いて、「2011ジャパン シンクロナイズド スケーティング オープン大会」が開催され、私の長女がキャプテンを務める「神宮アイス・メッセンジャー・グレース」チームが昨年に続き優勝して二連覇を達成した。
「シンクロナイズド・スケーティング」というのは、16名の選手がフィギュアスケートを履いて、団体で滑る競技で、水泳のシンクロナイズド・スイミングとフィギュア・スケートのアイスダンスの要素を融合させた競技である。
フィギュア・スケートのシングル競技と同じに、ショート・プログラムとフリー・スケーティングの2種目の合計点で競うのだ。
近年、日本のフィギュア・スケート界は選手層も厚くなっているから、段々と選手のレベルが高くなってはいるものの、同程度の高い実力を持った選手を16名揃えるのは至難の事だ。
妻が横浜まで観戦に行っているが、昨晩の7時半頃に、電話が入って優勝を伝えてきた。
妻の両親は、早く結果が知りたくて、気を揉んでいた様で、我が家に電話をしてきたが、妻はリンク内からは電話が出来ずに、息子の携帯にメールで結果を送っていたのだ(私は携帯電話ではメールのやり方が分からない)。息子は姉の事などまったくの無関心だから、私に伝えることもしていなかったのである。息子から聞いてすぐに妻の両親に結果を伝えたのは言うまでもない。
しばらくして、リンクの外に出た妻から電話が入ったのだった。
翌朝、28日の8時からフジテレビ系列の小倉智昭が司会をする「とくダネ!」と云う番組で特集を組んでくれるというので、DVDをセットしておいた。
8時から見ていたが、フィギュアの特集のコーナーはなかなか始まらない。9時15分頃からようやく始まった。
今大会の10日前から、テレビ局の密着取材があったとのことで、担当の中野美奈子アナウンサーが神宮のリンクにも来たとのこと。
長女がキャプテンを務めているので、普段の娘の生活を撮りたいので、娘のマンションの部屋を撮影したい、との、テレビ局の要望もあったようだが、その相談を受けていた妻は「貴女のあの超汚い部屋がテレビに映されたら嫁の貰い手が無くなるから、それだけは止めておいた方が良い」とアドバイスしていたのを、私は側で笑いながら聞いていた。
今回の優勝で、4月にフィンランドで開催される世界選手権に日本代表チームとして参加することが決まった。
去年、アメリカのコロラドスプリングスで開催された第10回世界選手権大会には私も応援に行ったが、日本は出場23チーム中、ショート10位、フリー9位で総合は10位であった。
今年は、一桁台の成績を目指して頑張ってもらいたいと思う。
果たして妻は今年の世界大会に私も連れて行ってくれるだろうか?これからゴマをすらなきゃ。