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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-05-15-Sunday 愛犬バニーちゃん

我が家の愛犬バニーちゃん

(黒ラブラドールレトリバー♀)がこのところやけに元気だ。

今年で15歳になるから、ドッグイヤー(犬は1年で7歳分老ける)で計算すると105歳ということになるのだが・・・。

去年の暮にはもう死んでしまうかなと思うほど弱っていたのに、4月に夫婦でフィンランドに行く時にドッグトレーナーの村中さんに預けてから復活した様だ。

2年前の5月20日にもう1頭飼っていた白ラブの♂のサニー君が13歳で死んでから1頭だけになってしまった(人間も犬もオスが先に死んで残されたメスはその後長生きするようだ)。2頭居た時は、気に入らないことがあると、サニーをイジメて(サニーはいつも突然、バニーに吠えられて「僕何か悪い事でもしたでしょうか?」と困惑していたからこれで寿命が縮まったのかも・・・)、ストレス解消をしていたのに、1頭だけになってから刺激が少ないようでスッカリ老け込んでしまっていたのだが、ドッグトレーナーの所で色々な犬と出会って元気になった。犬もコミュニケーションが大切なのだろう。

でも、さすがに足腰は衰えているようで、散歩に出掛ける時のたった2段の段差でも転んでしまうので、最近は抱きかかえて降ろすのだが、生意気にも「私はまだそんな歳じゃぁない」とでも言いたげに抱き上げられるのを嫌がるのである。プライドだけはまだあるようなのだ。

散歩も長距離は辛いようだから、最近は我が家の町内一周だけにしているのだが、それでもヨロヨロとふらついたり、最後はヘタリ込んで座ってしまうこともあるほどだ。それなのに、朝夕の散歩は必須なようなのである。

歳を取ると人間も犬も同じな様で、やたらと朝が早い。6時には起きて、散歩に連れて行けとベッドの横に、わざと大きく足音を立てながら寄ってきて冷たい湿った鼻を私のほっぺたにくっ付けて起こすのである。

無視してそのまま寝ていると、その内に癇癪を起して、自分の寝床やトイレをグチャグチャにするのだ。段々と気が短くなっているようだ。

「待て!」や「お座り!」などの命令も耳が遠くなったフリをして聞こえないかのように、言うことを利かないのだ。都合の悪い時は聞こえないフリをするのも人間の老人と一緒だ。

まっ黒な犬だからこれまでは表情が判りにくかったが、最近は顔の周りに白髪が増えて、表情が判るようになってきた。

最近のバニーの楽しみは、私が風呂上がりに食べるアイスキャンディのおすそ分けで、私が風呂上がりに冷蔵庫の扉を開けると、たとえ寝ていてもハッと気が付いて起きてくる。

最後の一口をあげるのだが、それまで私の横に座っておとなしく待っている。この時だけは言うことをきくのだ。

15年間も一緒に暮らしているとすっかり家族の一員である。バニーは後どれくらい生きてくれるのだろうか?